| さすがに今日の夏日とあって、まさに爆発的に昆虫たちが動き出した。
ジャコウアゲハ、クロアゲハ、ナミアゲハ、ヒメウラナミジャノメ、ダイミョウセセリ、ベニシジミ、ツバメシジミ、ぼろぼろツマキチョウ、ぼろぼろキチョウ、ぼろぼろモンシロチョウ、、、、と、近所のチョウの姿を見ていくだけでも忙しい程である。
で、中里の雑木林ではアカスジキンカメムシ幼虫がワサワサ、歩いておりあちこちで出会す数は多く、狭い範囲で数えても10匹を超えた。
この白黒紋様のアカスジキンカメムシ終令幼虫(写真上)は、パンダ模様と言えば聞こえはいいが、擬態という観点で見れば、もしかしたら当人の希望は「鳥の糞姿」なのかもしれない。もちろん、それはまったく推測の範囲だが。
で、こちらの(写真下)オカモトトゲエダシャク若令幼虫は、どう見てもやはり「鳥の糞」であって、その体のひねり具合からしても、まさに糞を真似ているかのようである。
そして、このオカモトトゲエダシャク幼虫はいわゆる「尺取り虫」であって、歩いている姿には擬態効果など、まったく気に掛けていないことがよくわかるのである。
(D-200 DXニッコール10.5ミリ/マイクロニッコール105ミリ)
『新開 孝からのお知らせ』
明日、羽田からの最終便で、宮崎に赴きます。
今回は家族一緒です。そしてこの旅は、これまでとはまったく趣が違います。
すでに私は2月に一度、宮崎を初めて歩いてみました。 そのときの感想など、この「ある記」でも書き込みました。
私の直感では、宮崎の土地、自然、人、ほか諸々、すんなりと受け止め、好感を 抱きました。すぐにでも住みたい、と思いました。
しかし、私以外の家族は、写真や私の言葉以外の情報に接していません。 ですから家族皆にも、直に見てもらうしかありません。 今回はそういう旅です。生活の場を大きく変えるというのは、大人はそれなりの納得ができます。でも子供達にはそうはいかないかもしれません。
ゴールデンウィークの過ごし方としては、ほんとうに異例であり、 また、私にとっては非常にスリリングな数日になりそうです。
| |