| マンション裏の草地では2週間ほど前から、真っ黒のケバエの一種が一斉に羽化して、その数はおびただしい。そしてあちこちの路上で踏みつぶされた死骸もよく目にする。
あまりにも多く、そして草にしがみついて動きも鈍いことから、子供達が飼っているカナヘビの毎日の餌にもなっている。
本種の幼虫は落ち葉を食べて育つようだが、冬の雑木林で落ち葉をめくるとウジャウジャ見つかる毛虫の類いであろう。 ただし、普通種だからといって安易に図鑑で絵合わせできないし、またDiptera類の充実した図鑑もないので同定はやっかいだ。
今日は交尾しているカップルのすぐ傍らで、ワカバグモの餌食となった不運なオスも見かけた。
(D-200 マイクロニッコール105ミリ)
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