| 駐車場の車へと向かう途中、モズの真新しいペリットを見つけた。
出掛ける寸前だったので、とりあえず採取しておいて後で撮影しようかと思ったが、何か悪い予感もしてその場ですぐさま撮影しておくことにした。落ちていた場所の記録もあった方が良いとも思ったのだが、それはまさに正解! 撮影したあとペリットを拾い取ろうとしたら、一瞬にして粉々になってしまった。ペリットの強度というか、かたまり具合にもいろいろあるようで驚いた。
粉々になったペリットから、獲物の正体の推測がつきそうなパーツを探してみたが、けっこう細かく砕けていて難しい。多く混じっている緑色の断片はおそらくカメムシの一種と思われるが、体のどこの部位かさえも判別できない。 丸い頭部は、甲虫類の何かだ(写真中)。 脚の一部とはっきり判るパーツがいくつか見出せたが、はたして何者なのか(写真下)? 以前、モズの食性を知る上ではペリットを多数調べれば良いなどと書いたけれど、言うは易くこれはいかにも困難を極める作業だ。 (OLYMPUS E500 マクロ35ミリ+1.4倍テレコン/写真上) (Canon キッスデジタルN マクロ65ミリ)
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