| コガタルリハムシのにぎわい 2006/03/11(その1) | | マンション裏の草地では、ギシギシの葉っぱが立ち上がってきた。
気温もかなり上がったせいか、一斉にコガタルリハムシたちが活動を始めた。お腹が卵ではちきれそうなまでに膨らんだメスと、そのメスをめぐって争うオスたちと、たいへんにぎやかになっている(写真上)。すでに産卵しているメスもいた。 何といってもオスどうしの争いは滑稽で笑える。もっともオスにしてみれば真剣そのものだ。その戦いぶりは体当たりやあし蹴りなどが主であるが、よく見ていると、相手に噛み付く者もいる。写真では相手の中脚の付け根あたりを噛んでいるせいで、噛み付かれた方は、空中に持ち上げられて、まったくなす術が無い。空中でもがくばかりで、むなしい。
(写真上/Nikon D200 虫の眼レンズ) (写真下/OLYMPUS E-500 マクロ35ミリ+1.4倍テレコン) | |