| 昼過ぎまでは陽射しがあったのに、やがてどんよりと曇ってしまった。
ベランダの外の草地にはセイヨウカラシナの根生葉があちこちに目立つ。これは秋に芽生えたものが成長してそのまま冬越ししている姿だろう。一見、ダイコンやカブの葉っぱそっくりだ。 こういう秋に芽生えて苗の状態で冬ごしし、春になって花を咲かす植物を越年草とか二年草と呼ぶ。今年も4月ころには根生葉の間からニョキニョキと茎が立ち上がり、黄色い花をにぎやかに咲かせてくれるに違いない。 去年の春、ベランダの外で繁茂したこのセイヨウカラシナでは多数のツマキチョウが育った。ベランダから手を伸ばせば次々と幼虫がつまめるし、餌の補充もたいへん楽だった。 しかし、こうして青々と葉を茂らせるセイヨウカラシナの姿をあらためて見ていると、もうすぐ春なのだなあ、と感じる。 ( Nikon D200 18-200ミリズーム)
『皆越ようせいさんのトークセッション』
「土の中の小さな生きものたち」というタイトルのトークセッションは池袋淳久堂で今夜行なわれる。皆越ようせいさんのお話を聞きたくて、出席を申し込んでいたのだが一昨日からの風邪がどうしても完治しないので、残念ながら急遽キャンセルしてしまった。 ギリギリまで迷っていたが、這ってでも会場に行き着けたとして、人に風邪をうつす迷惑も考えれば、やはりここは断念するしかないと判断した。 どうも今年の風邪はしつこい!
しかし、淳久堂の7階では今月末まで写真展が開催されているそうなので、一度は書店に顔を出してみるつもりでいる。
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