| クヌギの樹液に異変あり 2008/07/13(その2) | | うちの林でもっとも観察し易い場所の樹液は、居間の窓に近いクヌギの根元にあった。 ところがここ数日、樹液はパタリと涸れてしまい虫も来ない。
もう夏枯れなの?どうしたんだろう、と思って昨日から高い梢の先までなめるように観察してみた。 するとどうだろう。同じ木の上方ではゴマダラチョウやカナブンの舞う姿が頻繁に見える。よく見れば、クヌギの梢の先端近くで樹液を吸っているのであった。それも数カ所。
どうやら虫こぶに出来た穴から樹液が沁み出しているようだ。細枝の樹液に来ているのはカナブンやシロテンハナムグリ、ゴマダラチョウ、ウラギンシジミなど。それにコアオハナムグリまで。コアオハナムグリが樹液に来ているのは、初めて見る。
(写真/E-3 50-200ミリズーム、ストロボFL−36R使用) | |