| 少し暖かいせいだろう、近所の雑木林ではあちこちで歩いたり、日光浴したりと、姿を晒したナミテントウが多数見られた。 ナミテントウは多数の集合越冬がよく紹介されるが、実際には単独や数匹単位で越冬している個体もかなりの数いる。こういうナミテントウたちは、あぶれ個体とでも呼べばいいのだろうか?それとも越冬スタイルにもいろいろあって、危険分散などの効果があるのだろうか。
『改造高倍率ズームマクロレンズの使用感とは』
昨日アップしたOLYMPUSのズームレンズ17.5-45ミリの改造高倍率マクロレンズを今日もテスト撮影してみた。 昨日も書いたように、広角域ではワーキングディスタンスが短過ぎて、例えば樹の幹などに止まっている昆虫などを浅い角度から捉える場合などは、レンズ先端が樹表面に当たってしまいフォーカス域まで寄れなかったり、あるいはストロボの光の回りが極端に悪くなって、ほとんど撮影不能と言える状況が多かった。 最高倍率の望遠側では被写体との距離が若干とれるが、昨日の作例などはあまりにも撮影条件が良過ぎたようだ。やはりキャノンの65ミリマクロくらいのワーキングディスタンスが欲しいところだ。 こうして実際に野外で使ってみると、せっかくのズームレンズがズーム全域で使えないのは不便であることが良くわかった。それでどうしても改造高倍率ズームマクロレンズとして使いこなすとしたら、レンズ鏡筒先端部を大幅にカットすれば、なんとかズーム全域でもうまく撮影できそうではある。まあ、ここまできたからにはそういう工作もしてみようかと思う。
そもそもこの改造高倍率ズームマクロレンズを作ってみた理由は、虫の目レンズの拡大系レンズとして使うつもりだったので、一般撮影に向いていなくても私としてはそれほど問題にはならない。以前、組んでみたズイコーマクロレンズ20ミリを拡大系とした虫の目レンズは、あまり画質が良くなかったので、新たな拡大系レンズを探していたのである。虫の目レンズもなかなか落ち着かない。
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