| クロコノマチョウの産卵 2008/07/12(その3) | | 犬の散歩コースの一つに、ジュズダマが密生している場所がある。
今日は午後5時過ぎにこの場所に辿り着いた。するとクロコノマチョウがゆったりと舞っていた。その姿を見ていて、これは産卵したいのだな、とすぐにわかった。つまり母蝶の気持ちが伝わってきたのである。
クロコノマチョウはジュズダマの葉上に静止して葉っぱを確かめると(写真上)、クルリと裏側に回りこんで産卵を始めた(写真中)。
体の割には小さな卵だが、葛餅みたいでとても綺麗だ(写真下)。数回、あちこちの葉っぱで産卵したあと、薄暗い薮へと姿を消した。
クロコノマチョウは薄暗い林の中などで暮らしているが、幼虫期はこうして林の縁などの明るい場所で過ごす。
(写真/E-520 50ミリマクロ)
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