| 先日もニホントビナナフシの死骸のことや、彼らの中には生きて元気な個体もまだいることなど書き込んだが、今日ははやにえとなった姿を見つけた。 はやにえに立てられる、ということは、このニホントビナナフシもつい最近まで生きて活動していたことを物語っている。 20年近く前、私が初めてトビナナフシ類を見たのが、やはりモズのはやにえに立てられたヤスマツトビナナフシであったことを思い出した。 それも12月のころであったが、そのころ所沢市郊外の雑木林をわがフィールドとして歩み出した頃でもあり、モズからトビナナフシの存在を教えてもらったような気がして、たいへん感激したことも今では懐かしい。 鳥の行動を眺めているうちに、昆虫のことを知る機会というものも、少なくはないのである。
(Nikon D200 DXフィッシュアイ10.5ミリ パナソニックPE-28S使用) | |