| ヒラタアブ幼虫とアリの死 2005/12/03(その2) | | ケヤキに這い上がっているキヅタの葉上で、ヒラタアブ類の幼虫を見つけた(写真上/画面右が頭部)。
このウジ虫の姿は、葉上に落とされた鳥の糞ではないかと見誤りそうでもある。見たところかなり成熟しているので、蛹化も近いのかもしれない。 撮影していて何かゴミのようなものに気付いた。よーく観察すると、なんとアリがウジ虫に食らいついたまま、死んでいるのであった(写真下)。 本種はおそらくテラニシシリアゲアリではないかと思う。 このように他の昆虫に攻撃を挑み、そしてスッポンのごとく噛み付いたまま死んでしまうアリの姿は、昆虫観察をしているとよく見かける光景である。 アリの執念はものすごい!と思ってしまう。
| |