| アブラギリとオオキンカメムシ 2008/07/09 | | 先月、北郷町の山中でアブラギリの木を何本か見つけた。北郷町は三股町のお隣で、そのポイントへは20分弱で行ける。
気になっていたので今日は様子を見に行ってみた。 すると一本のアブラギリに4匹のオオキンカメムシのメスが互いに離れて止まっていた(写真上、中)。 よく見るとメスのお腹は大きく膨らんでいる。アブラギリの実はまだ小さく、これからもっと太っていくはずだ(写真下)。
オオキンカメムシのメスが産卵する木は、たくさんあるアブラギリの中でも一箇所に集中するようで、その産卵樹に出会えるのはかなり稀のような気がする。 ふ化した幼虫たちが成長するには、アブラギリの実の汁が必要であり、たくさんの数が群れる。
産卵時期はもう少し先だ。また一週間後くらいに行ってみようと思う。
(写真/E-3 50-200ミリズーム ストロボFL-36R使用) | |