| 昨日、紹介したスミナガシの来ていたクヌギ樹液。これまで連日の雨続きで夜の観察はさぼっていたが、ようやく昨夜になって覗いてみた。
2箇所の樹液のうち、一方はフクラスズメが折り重なるようにしてたかっており、それもたいへん不気味な光景だ(写真上)。これだけ重なっていて、上の方の個体は樹液を吸えているのだろうか?と不思議に思える。 フクラスズメはうちの家屋で冬越しするものや昼間ねぐらとして、あちこちの隙間に隠れている姿をよく見かける。そういうことだから、フクラスズメはコウモリ類の餌食にもよくなるそうだ。
もう一方の樹液では、カブトムシのオスがずいぶんと威張っていた(写真下)。カブトムシはだいぶ前から出ていたと思うが、うちの林で確認できたのは昨夜が初めて。画面左のフクラスズメのうち、下の個体は鱗粉もほとんど剥げ落ち、凄まじい姿となっている。でもちゃんと樹液にありついているから、見かけよりか元気なんだろう。
カブトムシのすぐ下のは、ウンモンクチバであろうか?
(写真/E-520 シグマ105ミリマクロ+FL-36R) | |