| 今月の13日にふ化したクサカゲロウの一種は、その後ゆっくりと成長している。松山の実家で卵を見つけたものだが、未だ種名は謎のままである。 この幼虫は背中に補食した餌食の死骸やら、抜け殻などを次々と背負い、このような隠蔽工作をして徘徊する。どうやら背中に何かを載せていないと落ち着かないようである。 さて、この幼虫は冬本番に入る前に成虫になるのか、それとも幼生期のまま冬越しするのか、とても気になる。これまで私はクサカゲロウ類は成虫越冬と思い込んでいたのだが、それは間違っていることをある方から指摘していただいたことがある。だからどういうステージで越冬するのか興味深い。
(EOS-5D マクロ65ミリ使用 撮影倍率4×) | |