| クロツバメシジミとツメレンゲ/1 2005/10/10(その2) | | 四国、松山の滞在最終日はクロツバメシジミを撮影する予定にしていた。 幼虫の食草ツメレンゲは今頃がちょうど開花時期であろうと期待し、そこでクロツバメシジミが吸蜜する姿を想像し楽しみにしていたわけだ。 生憎、曇り空で風も強かったのだが、車を運転して50分ほどでツメレンゲが群生する山間の村に到着。 過去にも数回訪れた場所だが、ここにはほんとうにツメレンゲが多い。しかし、なんと!花蕾を無数にまとった花茎がニョキニョキと乱立しているけれど、花が開いたものは皆無であった。開花時期には数日早かったようである(写真上)。 陽射しがないこともあってクロツバメシジミの姿はわずかに2、3匹を見ただけであった。ツメレンゲにまとわりつくようにチラチラと低く舞い、ときおりキツネノマゴの花で吸蜜していた。しかし、石垣などの上に止まることが多く、少しでも目を離すと、すぐに姿を見失ってしまう(写真下)。
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