| 近頃、アブラゼミの死骸をよく見かける。保育園に預けている子供やその友達たちが毎日のようにアブラゼミの死骸や弱った個体を拾ってくるのも、もうアブラゼミのシーズンも終盤に入ったことを物語っている。 昨日の朝にはオオカマキリに捕まって悲痛な泣き叫び?をしていたアブラゼミもいた。しばらくしてその鳴き声の場所へと駆けつけてみれば、アブラゼミの頭はもはやオオカマキリに食べられた後だった。こうして真夏を謳歌していたアブラゼミたちも自然の摂理の中で様々な「死」を迎えている。 今日は夕方になって、うちのすぐ近くの橋のたもとでオニグモの網にかかったアブラゼミを見つけた。よく見るとオニグモがアブラゼミに抱きつくようにして吸血していた(写真上)。執拗に撮影しているうちにオニグモは気を悪くしたのか、そそくさと巣網のはじっこへと移動してしまった(写真下)。
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