| 朝から雨が激しく降って、マンション横を流れる空堀川が茶色の濁流であふれそうになっている。空梅雨が心配されていたから降らないよりかいいのかもしれないが、私の駐車場へ向かう小道も小川になってしまった。昆虫たちはほとんどがどこかでおとなしく雨宿りをしていることだろう。いやいや小さな体の昆虫の中には、雨滴や濁流にはじかれ飲み込まれて、死んでいくものもかなりいるのだろう、と思う。 さて今日はある昆虫の体の部分を高倍率接写してみた。ある昆虫のオスとメスを外見から区別するためには大事なカットだ。ところがこれまでに写真できちんと紹介されたことがない。そんなわけなので、あまり楽しい撮影とは言えないがまじめに仕事をした。 一段落撮影を終えてから、ふとライティングの機材をもっとコンパクトに使い易いように工作してみることにした。今日はサンパックのB3000Sを使ってみたのだが、アームやその支持スタンドが大仰でしかも邪魔になるから、いっそカメラと一体化できるものを作ってみた。とはいっても写真を見ればわかるように2つの金属パーツをネジ止めしただけのこと。
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