| 昨晩、子供の迎えに保育園へ行ったところ、担当の保母さんから「ミノムシは今頃、どこで見つかりますか?」という質問を受けた。「毛糸が余ったので、それで蓑作りを子供たちに見せたい。」ということだった。 さすがに冬の今時分、その願いを叶えてあげることができない。 さて、今日の写真はオオミノガのオスの蓑である。 大きさ、蓑の形からしてこれは間違いないようだ。実は先日、当サイトでは何度か御登場していただいた昆虫写真の達人、森上信夫さんからチャミノガとオオミノガの違いなどのレクチャーを現場で受けたばかりである。 なるほどチャミノガの蓑の特長がわかってみると、今度はいかにその数が少ないかということもよく見えてきた。 蓑のなかに生きた幼虫がいるかどうかは、蓑を固定している糸束がしっかりとしているかどうかで、おおよそ判断できる(写真下)。
(OLYMPUS E-1 14−54ミリ使用) | |