| セグロアシナガバチの巣 2008/06/18(その2) | | 庭のセグロアシナガバチの巣は、ようやく繭部屋も出来た。 大きく育った幼虫の顔も見える。
ところが、そうした巣の内部を撮影するには、巣の直下からレンズを向けないといけない。しかしこれを実行しようとすると、回りの枝葉が邪魔になり思うようにいかない。かといって、巣の周辺の枝葉をあまり剪定すると、アシナガバチ女王が巣を放棄してしまう危険性もある。
さて、どうしよう!?
で、昨日、急に思い立って潜望鏡カメラを作ってみた。作るというより、部品を組み合わせただけで、コンパクトデジカメをいろいろ応用して遊んでみようと思ったしだい。ほんとうのねらいは、浅い水深で昆虫を撮影するための潜望鏡カメラなのだが、今日はまず陸上でいろいろとテスト撮影してみた。試してみるとアシナガバチ巣の真下から仰ぐ撮影にはじつに便利だった。
写真上はカメラ内蔵ストロボを直接発光させたもので、写真中は潜望鏡先端部にレフ板を添えたもの。潜望鏡先端部分にストロボ発光部を取り付けたり、あるいは光りファイバーでストロボ光を誘導しようか、などとも考えたが、工作が面倒だ。そこでレフ板をつけてみたのだが、これでけっこう効果がある。
潜望鏡カメラとは、単にアングルファインダーをコンパクトデジカメのレンズ先端に取り付けただけであり、こういうことはいろんな方がすでにやっていることだろう。この潜望鏡カメラでどういう成果を出していけるのか、これからいろいろと試してみたい。
それにしてもセグロアシナガバチの巣の繭壁がひとつ開いており、すでに娘バチが登場しているはずなのだが、その姿が無い。どうしたことだろう?
(リコー Caplio GX100 +PENTAX645アングルファインダー) | |