| 私が嬉しくなるひとときとは、こんな生き物に出会ったとき。 まさに近場の秘境を発掘する楽しみとはこのことだ。
この蛹も動かないからといって油断していると、いつのまにやら成虫が羽化して、ただの抜け殻になってしまうから御用心。
わずかに判別できる触角のレリーフから、このウコンカギバはオスのようである。 蛹のお尻から角の先までは、14ミリ。蛾のなかでは小型の部類だが、もっともっと小さい「ミクロ」と呼ばれるグループもたくさんいるから、ウコンカギバはこれでもまだましな方だ。
『業務日誌番外編もいいとこ!/熱帯夜に聞く、コロコロリーと夜中のビール』
昨夜も汗びっしょりで夜中に目が醒めた。 寝るときにはエアコンは切るから、控えめに首降る扇風機の風が唯一の救い。 だが、昨夜の寝苦しさを気分だけでも和らげてくれたのは、エンマコオロギの鳴き声であった。 一匹だけのささやくような音色は涼しげに感じる。 しばらくするとカネタタキの声が「チン、チン、チン」とベランダの植え込みから聞こえ始めた。 猛暑の記録更新中かどうか知らんが、ちらほら秋の気配が忍び寄るわい。(大分弁?) 布団に戻る気がせず缶ビールをあおると、余計汗が出てきた。 ビール片手にふとパソコンを立ち上げてみると、何と画面には湊さんと海野さんが旨そうに酒を酌み交わしている写真が出ておる!!驚いた拍子にまた汗が出る。 なんじゃいこれは!楽しそうではないかあ!こんなうらやまし過ぎる写真、ええの? そのあとでなんと、かの湊さんから当『ある記』の原稿添削メ−ルをいただいた。 湊さんからはこれまでにも正しい国語の御指導をなんども頂戴しており、今や湊さんの校閲無くしてはおちおちアップできない。そのくらい、ありがたく感謝している。
それにしても糸崎さんのホームページ掲示板では、今や昆虫写真談義がもの凄く熱い! なかでもファーブルさんの興奮した様子は、とても南フランス在住とは思えないほど親近感を覚える。グラス片手に会いたくなってしまうくらい。 それと海野さんの登場でさらに賑やかになり、ますます熱いのだ!!
| |