| 前にもアップした石垣島産、オキナワツノトンボの繭から成虫が羽化した。
といっても私が不在中のことであり、しかも翅が伸び切らず羽化不全のためしばらくして死んでしまった。
繭の保管方法が悪かったのかもしれない。
今回の写真は繭殻とそこに残った蛹殻である。 上は蛹殻の顔を正面から、 下は側面から見たもの。
繭内の蛹は羽化の際、体半分を外に現わした後に 脱皮羽化する。 こうした羽化方法は例えば アリジゴクでお馴染みの ウスバカゲロウ類に共通した習性だ。
途中からこの『ある記』を見ている方には事情がわからないと思うが、 この繭は去年の夏に幼虫が偶然にも手に入り飼育してきたものである。 石垣島で撮影していたとき、なんと私のTシャツ襟首に幼虫が付着していたのであった。 幼虫は木の枝から落下してきたものと考えられる。 その運命的出会いは私をして再度、石垣島へと走らせたのであるが、、、、。 | |