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セイヨウミツバチ 2004/06/09(その1)
午前8時。
ノアザミにセイヨウミツバチが来ていた。

撮影場所は、四国松山市。
私の実家の傍らである。
ここは松山平野を流れる
重信川の中流域にあたり、
その土手斜面では朝の散歩がてら昆虫観察を楽しめる。

昆虫観察などと書けばいかにも堅苦しいが、
要するに昆虫の振るまいを眺めているだけで、少しは幸せになれるということだ。

この辺りでは圧倒的にニホンミツバチが多いのであるが、わずかながらセイヨウミツバチも姿を見せるのでどこか近所で養蜂しているのだろう。
もっともセイヨウミツバチの野性巣の可能性も否定はできない。

私は今までに長崎県と和歌山県で、わずか2例ながらもそういう野外巣を見ている。

新開 孝

自然観察会 2004/06/05(その2)
目黒区「自然教育園」での観察会は
三鷹市教育センターの科学研究室が主催するもので、今日は小学5、6年生が主に対象となった。参加者は総勢38名。

2班に別れて昆虫、植物の講師各1人を伴い園内を歩いた。午前と午後で昆虫、植物班を入れ替える。

園内は木が総じて大きいためと、林床がアオキ群落で占められ閉鎖的で、昆虫観察にはどちらかと言えば不向きで実際昆虫の姿も少ない。
それでも一昨日の下見の成果を踏まえながら、なんとか子供達を惹き付けるよう努力した。

こうした観察会では子供達の個性が垣間見えて、指導する立場からすればけっこう面白い。
それぞれの子供の個性を掴みながら楽しく一緒に観察会を過ごせれば、私はそれでいいと思っている。
何時の間にか私の腕を掴み、ずっと寄り添うように歩く男の子も現われた。
黙々と歩くだけのこともあるが、私が虫を見つけて目を輝かせると、パッと花火のように子供達も反応して駆け寄って来る。

午後の昆虫班に1人、背丈の高い女の子が目に付いた。ほかの友だちは皆、2、3人のグループとなって会話は弾んでいる中、
この子は他の子たちからどこか疎遠に振る舞っていた。
昼食のときも1人ぽつんと面白くなさそうに下を向いている。
このYちゃんは、もしかしたら参加はしてみたもののつまらなくて後悔しているのでは?そう私は邪推していた。
しかし、昆虫班の観察歩きが始まると、次々に何かを見つけては「先生、これなんですか?」と好奇心旺盛であり、少し安心した。孤独だけどしっかりしている。

私が予想していたより虫の種類は少なく、
これはいかんと思い、用意した写真のうちアカスジキンカメムシのプリントを皆に見てもらい、
「今日このカメムシを見つけた人は、超ラッキーだよ」と虫探しをたきつけてみた。
「すっげえー、綺麗!!」
「こんなの本当にいるの!?」
とかの声が次々と飛び交う。
午前、午後と渡ってなかなか見つからなかったが、最後の最期、土壇場になって、ついになんとYちゃんがアカスジキンカメムシを見つけてくれた。
これは私も嬉しかった。
どれどれと駆け寄ってきた友だちの後ろへ、Yちゃんは恥ずかしそうに逃げるようにして消えてしまったけれど、
ほんの一瞬、満足げな表情を浮かべたのを私は見逃さなかった。

写真下は、クマザサの葉裏で見つけた
サトキマダラヒカゲの卵塊。
私は自慢げに「林の真珠だよ!」と
解説したのだが、はたして何人の子供が
心に留めたかは、いささか心もとない。

新開 孝

都会のモンシロチョウ 2004/06/05(その1)
目黒区「自然教育園」の正門前。
午前10時ころヒメジョオンに数頭のモンシロチョウが群れていた(写真上、下)。

ビルの狭間にあってもモンシロチョウが多く乱舞する様は、ちょっと意外であった。
自然教育園内ではあきらかにスジグロシロチョウの方が多いのであるが、少しでも開けた場所ではモンシロチョウも混じって飛んでいる。

正門前の空き地にしがみつくように生えているイヌガラシでは、
モンシロチョウのメスが盛んに産卵していた。

今日は三鷹市教育センターが主催する観察会の講師の仕事。
しかし参加者の子供達が乗ったバスは予定より30分遅れて到着というので、その待ち時間でモンシロチョウを撮影してみた。
使用カメラはキャノンパワーショットG5。

新開 孝

オオシロフベッコウの狩り 2004/06/04(その2)
今日はすがすがしい晴天。
ほどほどの風も心地よい。

ただし昆虫のような小さな
被写体を扱う者にとって
心地よい風すら撮影の支障を
きたすことがある。

中里の林で
「オオシロフベッコウ」が
ゴミグモのメスを襲っている
ところに出会った。
(写真上)はクモに産卵管を刺し麻酔を打っている。
ところが微風といえどクモの巣網が揺れてしまい
おまけにハチとクモの空中攻防戦であるから、
ファインダーに捉えるだけでも一苦労した。

麻酔を打ったもののゴミグモがなかなか巣網からはずれずオオシロフベッコウも苦労していたが、ようやく口にくわえ取り空中へとすばやく飛び去っていった(写真下)。

新開 孝

空中曲芸師、羽化する! 2004/06/04(その1)
もうお忘れになった方も多いと思うが、
バックナンバー4/30にアップした「チビアメバチ類の一種」が、今日、羽化した。

シャクガ幼虫から脱出したチビアメバチ幼虫は
見事な空中技で繭を成し、その様子を撮影しながら、私は思わず興奮したものだ。




ところがあの写真で御紹介した繭そのものは、私の室内で忽然と姿を消したのである!
まさか夜のあいだにゴキブリに喰われたわけでもないだろう(何かとゴキブリを悪者にしてしまう癖は私にもあるようだ)。

それでかねてから繭を探し歩いていたのだが数日前、手に入れることができた。
今日羽化したのは、その繭なのである。
聞いた話では彼らの繭は紡いでから1週間程で羽化するらしい。
新開 孝

アミメアリ 2004/06/03(その2)
「アミメアリ」という名前は頭部と胸部の網目状の模様から付けられたものだろう。

写真は行列の働きアリを追い撮りしたものだが、中央のアリは卵をくわえている。

この写真は5/25に中里の林で撮影したもの。
新開 孝

アミメアリの大行進 2004/06/03
例年この時期になると
「アミメアリ」の大行列が
あちこちで見られる。

レンガを敷き詰めた上に
できたこの行列。よく見ると
なんと!行列に沿ってレンガ
表面が変色している!!
(写真上)

小さなアリと言えど、
その歩く数は膨大であるから
レンガ表面のゴミをさらって
しまうのだろう。
まさに「アリの道」だ。

そしてその道に墜落
したオオヤマトンボの死骸は
当然ながらアリたちの食糧と
なっていた(写真下)。

アミメアリは林に住む普通のアリだが、女王がいない、
働きアリが産卵する、など変った習性の持ち主。

しかも数万以上の働きアリは特別巣を構えず、石の下や落ち葉の間などに無造作に群れて暮らす。
その集団がときおり大移動を繰り返すので、長い行列ができるわけである。

本日は、目黒の「自然教育園」に仕事で出向いたのだが、
園内のあちこちでアミメアリの大行列ができていた。
その列を目で追いかけていってもいっこうに、終点も始点も見つからない。
まるで迷路を辿っているような感じになった。


新開 孝

イラガセイボウの蛹、色付く! 2004/06/02(その4)
5/28にアップした「イラガセイボウ」の蛹は、一昨日あたりから次第に色付き始めた(写真上)。

蛹になったばかりの写真(写真下)と見比べれば、その変化がよくわかるだろう。

イラガセイボウはやがて蛹の皮をこの狭いカプセルの中で脱ぎ終えると、固い繭壁に脱出口を穿たねばならない。

コリコリと気長に齧り開くので、
その脱出劇は見ようと思えば、そう難しくはない。

新開 孝

キアシルリツツハムシ 2004/06/02(その3)
少し頭でっかちのこの甲虫は
体長5ミリの小粒な体。

もっこりした体型のため、
お顔はこうして覗き込まない限り、なかなか拝見できない。




ツツハムシの仲間は、産んだ卵を自分の糞で、しかも後ろ脚を使って包み隠すという、面白い習性がある。
その仕種はけっこう可愛いのだが、またそのうちアップできるだろう。
さらに本種のような甲虫の瑠璃色光沢を写真で表現するのは、なかなか厄介でもある。

私はそういう時のために野外撮影用のストロボ発光部を自作しているが生憎、今朝は持っていなかった。


『嬉しいリンク!!』

今朝はなんと南フランス在住の方から、リンクのお知らせをいただいた。

御家族と共にフランスへ移住し生活なさっている。

「南仏自然写真館」というホームページには昆虫写真を中心に、「南仏漂流記」というとても楽しい読み物日記も綴られており、
私は一気に全部を読んでしまった程だ。

とりわけ食文化に関わる写真やお話は、ほんとうによだれが出てきそうな程!実に羨ましい!

もちろんフランスの昆虫写真も興味深く拝見した。
ギフチョウとマドタイスアゲハの生態写真の対比などは、昆虫の顔ぶれがお国柄を具現しているという見事な実例で、とても刺激的であった。

このホームページを拝見していると、正直、すぐにでも南フランスに出掛けてみたくなるほど、写真や文章に魅力を感じる。

もっとも旅人として訪れる立場と、現地で生活を営むのとでは雲泥の差があると思うが、柔軟で繊細な感性が醸し出す世界にはついつい引き込まれてしまうのである。


新開 孝

モモスズメの交尾 2004/06/02(その2)
空掘川遊歩道沿いの植え込み、ヤマブキで交尾中の「モモスズメ」がいた(写真上)。

ヤマブキの葉にしがみついているのがメスで、オスは宙ぶらりん状態だ。

まさに恍惚の気分に浸っておるかのようだ(写真下、オスの顔)。

モモスズメの幼虫はヤマブキを食べるのだが、前にもその幼虫を紹介している。




あの頃(秋)の幼虫が地中で蛹となり冬を越し、そして今頃成虫となったわけである。

モモスズメの名前の由来と思われる後ろ翅の桃色模様は、翅を開かないと見えない。

新開 孝

ニホンヤモリ 2004/06/02(その1)
今朝、マンションの廊下に出た途端ニホンヤモリに出会した。

ヤモリは以前にも中里の雑木林で生活していることを書いたのだが、そうした林ではなく家屋などに棲んでいる数の方が多いようである。



だからこそ「守宮」(やもり)と呼ばれるわけだが、
しかし中里の林でも冬を越して逞しく生きていることも、どうやら間違いないようだ。

今日は朝からすがすがしい晴天に恵まれ、いろんな生き物が闊達に動いているのを感じる。

EOS-1D  マーク2の本格的な稼動の初日にはふさわしい天気だ。
新開 孝

ムネクリイロボタル 2004/06/01(その2)
体長8ミリ前後のこの虫は
「ムネクリイロボタル」という。
まさにホタルというイメージに違わない姿だ。
もちろんホタル科に属する。



「栗色」という命名には、命名した方のなんとも繊細な人柄を感じてしまうが、大概の人は「胸赤色」と表現するだろうと思う。

本種はマンション裏でもよく見かける普通種だが、
今日は束の間の日射しが出たところで、
新型デジカメEOS-1D マーク2の初撮り第2号となった。

本種の幼虫は陸上生活を送りながらも、発光するそうだ。
こんなに身近な昆虫でありながら、私は今だその幼虫の姿を見たことが無い。


今回の被写体などは、後ろ翅の光沢部分などに偽色が発生し易いのだが(旧EOS-1Dの場合)、
マーク2で撮影したこの画像では、いくら拡大してもその兆候すら見つけることができない!

新開 孝

コアシナガバチ 2004/06/01(その1)
ベランダ外壁の植え込み(タチバナモドキ)にはコアシナガバチ女王が単独で創設した巣がある(写真上)。

春からスタートして、女王は孤独な子育てに忙しい。
マンション周辺でほぼ一斉に創設された巣8個のうち、今日現在残っているのは3巣のみだ。

うち2巣が私の部屋のベランダ外壁の植え込みにぶら下がっている。
以前にも書いたがマンションに隣接する空き地では例年草刈り作業のため業者が入る。
そこであらかじめ巣の周辺を私が草刈りしておいたのだが、これは功を奏したようだ。

さて巣房を下から覗き込んで見ると
大きな幼虫の頭や繭部屋も確認できた(写真下)。
もうすぐ女王の娘である働きバチが誕生しそうだ。



『新型一眼デジカメの初撮り』

本日アップした写真はEOS-1D マーク2に100ミリマクロを装着して撮影した、初撮りカットである。
といっても当ホームページ画面上では、どんなカメラを使ったところで画質の差はたいしてわからない。

これまでのEOS-1Dが約400万画素のCCDに対して、マーク2は800万画素のCMOSであり、画像処理エンジンも新規に開発されグレードアップしているのだから比較するも何も、撮影結果をパソコン上に取り込んで大きく展開すれば、
「あ、画質が緻密になったな!」
という感触は率直なところであった。
しかしながら、旧EOS-1Dの400万画素の画像は、それはそれでけっこう気に入っているし仕事上の実用レベルであることに揺るぎは無い。

これからはこのEOS-1D新旧2台を
メインカメラとして仕事を進めるのであるが、広角系統を中心にマーク2を主に使用し、接写倍率の高い領域では旧型(こういう表現は差別ではないかい?しかし簡略言葉としては便利?)を使うことになるだろう。

新開 孝

コクワガタのオス 2004/05/31
マンションの門灯に飛来したコクワガタのオスを
今朝、見つけた(写真上、中)。

雑木林ではすでに樹液にやってきた大きなオスを先日、撮影したばかりだが今日の写真の個体は体長33ミリの小柄である。

よく見ると大顎や触角の付け根、脚などにダニの一種が付着していた(写真下)。
ダニはクワガタムシの体液を吸うらしく、招かざる客であろう。


クワガタムシのなかでもっとも身近なコクワガタは、どんな林に行っても出会えるほど繁栄している。
しかし成虫はほとんど夜活動しており、昼間に樹液などで見かけてもすぐさま姿を隠してしまう。


業務日誌番外編

『車は安全運転をしていても、危ない!という話し』

今日は朝から真夏のような日射しとなり外気温は30度を超えた。
しかも強風が吹き荒れ、野外での撮影は困難だ。

さて、それでも仕事に出掛けようと車に乗ってマンション裏の駐車場を出てから30メートルほどの十字路でのこと。
右手の停止線で一時停車していたワゴン車がいきなり発進し、十字路の中程にさしかかっていた私の車の横腹に激突した。

私はワゴン車が一時停止を守り、さらには運転手がこちらに気付いているようにも見えたので、
それでも念のため減速しつつ十字路に進入したのだが、信じられないことに相手は急発進してきたのであった。
こちらが走行している車道は広めで一時停止の標識は無い。

先方は給食センターの配送車で運転手は若い女性であった。
その女性は開口一番
「またやってしまった!どうしよう!」
とかなり狼狽えていた。

私はことの状況を話し合い、どちらに過失があったのかをきちんと確認しようとしたが、
彼女はとにかく会社に連絡とらせてくれといい、
涙ながらに事故を報告している。
もちろん女性は私にひたすら謝る。幸い双方共に怪我はなかった。
女性は過失責任が自分にあると認めているので、
私は責めるような発言は控えた。
おそらく彼女は、今回の事故で仕事を失うのではないかという危惧に一番恐れおののいていたのではないだろうか?
「また、やってしまった!」という言葉には、
もう後が無いという切迫した気配が漂っていた。
「今度やったら、首だからな!!」
そんな上司の台詞が聞こえそうでもあった。

電話先の会社の担当者に私が出て、警察に通報することを告げると、その必要はなくこちらが一方的に悪いようだから保険会社からそれ相応の対処をさせるとのこと。
女性運転手はまだ仕出し弁当の配送も残っていると言うので、そのままとりあえず放免となった。
先方は仕出し業務を優先させたのだ。
立場を替えてみれば、それも理解できる。一応怪我もなく、過失責任もはっきりしているから、、。

私の車は右フェンダーと右前方ドアがボコボコにへこんで変形し、
ドアは閉じなくなった。
修理するまで走行するのは危険だ。
今日の事故で、私はほとんど仕事にならず保険会社との連絡や車のディーラーでの修理査定など、つまらぬ時間に終始してしまった。

車の運転を始めて17年、交通事故の当事者になるのは今回が初めて(昔、山道で横転したことがあるが、それは単なる自損)である。

今回の場合、
私の車は徐行ながら走行していたということで、注意義務が私にも発生し、全面的に相手方が過失責任を負うということにはならない。
責任配分はこちら2で先方が8ということで決着した。

先方の給食センターの担当者が「全面的に責任とる、、、、」という最初の口約束などは、まさにこうした事例に手慣れたつわものの余裕ある対応だったのだ。
私はころりと信じて、少なくとも修理代全額を払ってもらえるものと一瞬安心したのだが、
再び電話連絡とると、そのつわものは
「保険会社にまかせる、詳しいことはそちらで、、」
とそっけない。
申し訳ないという気持ちは最初からカラカラに乾いており、むしろとんだ災難としか捉えて無いことは電話先の事務的な声ですぐにわかった。

いずれにせよいくら私が被害者だと主張しても、それは通用しないのである。
これって、変じゃないか!?と憤慨してごねる人もいるようだが、過去の判例では完全な被害者としての立場は認められていない。

もし私の車が停止していて、そこへ体当たりを喰ったなら、これは完全に先方が100パーセント過失責任を問われるそうだ。
つまり車、自動車というものは走行している限りにおいてまさに凶器であり、その凶器について運転手は常に責任を負うという理屈は非常に正しいと言える。

実は私は先にも何回か書いたのであるが、
この5月初めに今の車を購入するまで、8ヶ月間
も自家用車が無い状況を経験した。

その日々のなかで車というものがいかに歩行者にとって脅威であり、なおかつ日本の経済構造が車社会に支えられているにもかかわらず、この日本社会はどれだけいいかげんな道路政策を行って来たかを改めてしみじみと実感したのである。
なおかつ運転する人々の認識もかなり、いや相当、無茶苦茶、甘っちょろい!
そうして私の運転は以前よりも明らかに慎重になった。出せるとわかっていても、高速道路でないかぎり50キロ以上では絶対走行しない!急いでどうなるのか!

その車生活復帰1ヶ月も立たぬうちの今日の事故である。慎重にかつ冷静にとは口で言うもそう易くはないのである。

『待望のマーク2!ついに明日、入手!』

今日は写真も面白く無い上、長々と自動車事故の報告まで書いてしまったが、
長らく待ち望んでいたデジタルカメラ「EOS1D
マーク2」が明日にも手に入るという、
私だけにとって嬉しい小さなニュースも昨日あった。

中野のカメラ店にずっと前から予約していたのだが、ようやく私にも順番が巡ってきたわけである。

今日のアップされたコクワガタの写真上、中では
おそらくWEB上では判りづらいと思うが、
実はかなり偽色が発生している。
現在、使用しているEOS1Dの画像素子CCDの能力では、
クワガタムシのような甲虫や他の昆虫でも、
体に金属光沢を帯びた部分では特に、偽色が出てしまうのである。
これは悩みの種であったのだが、
明日にも入手できる新機種マーク2では、
こうした偽色の低減にも力を入れているという前評判なので大いに期待したい。

だが、私はルーズなのでマーク2の使用感、解像力などカメラの性能をお伝えするようなことは、
多分、しません。
だって、カメラ雑誌で有名カメラマンがたくさん書いてあるわけだし、ね。
新開 孝
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