| 先日、「くわがた蜘蛛」として登場したアリグモ。今日はキヅタの葉で巣を見つけた。
薄く張り巡らした糸屋根の下に番いは潜んでいる(左がメス)。
特にメスの佇んでいるところは糸が密になっており、メスの姿はぼやけて見える。
このキヅタが絡んでいる所はケヤキの幹で、幹の表面にはアリグモのオスが数頭徘徊している。
先日撮影してから意識しているせいもあるが、中里の林内でもやたらと数多く見かける。そのほとんどはオスである。
さて、オスが一頭で潜んでいる巣に他からやって来たオスが入ってしまった。 これは闘争行動を見るチャンスと期待してカメラを構えたが、あっけなく侵入者側が地上へ逃走落下してしまった。 大きな上アゴで取っ組み合いかと思ったのだが、体の大きさにも差があり過ぎたかもしれない。 また、本物のアリがオスに近づいたときのアリグモの反応も面白かった。 襲って喰うどころか後ろへ飛び退いてしまった。 アリグモはハエトリグモ科の仲間だが、ハエトリグモ類は大きい目や、きびきびした仕種など好感が持てる蜘蛛だ。
『新開孝からのお知らせ』
今日は林内の道を歩くうち昨日と同じように青大将を踏みそうになりました。 危うくヘビは機敏な動きで身をかわしてくれました。 小柄な幼蛇でした。 幼蛇の体には銭型紋様があるためマムシに間違える人も少なくありません。
さて、来週18日から九州の阿蘇山へ遠征します。 帰京は23日になるので、その間は「ある記」の更新アップはお休みします。
本日は神田小川町のオリンパスギャラリーで開催が始まる海野和男さんのデジタル写真展「小諸日記Part3」に出掛けます。 展示作品は全てオリンパスE-1で撮影なさったそうです。 私はまだ一度しか写真展をやったことがありませんが、やはりこれは面白く病みつきになります。 次回は私もデジタル写真展になる予定ですが、2台目のメインカメラ「EOS-1Dマーク2」は品薄のため何時手に入るか判らない状況です。 出荷台数より購入希望者が多かったことが原因でしょう。 そのためもあって、阿蘇山遠征には風景用にブローニーカメラを持って行くことにしました。
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