| 昨日のフユシャクガ卵塊は メスの毛束で隠蔽されていた。 そこで今日は 水を含ませた面相筆で 卵を潰さないように丁寧に 優しく毛束を拭い去ってみた。 すると 卵は4個ずつが並んでいた。 (写真上) 筆でなぞったので列が乱れて しまったが本来はきちんと 整列して産卵されている。
卵塊帯の長さから計算すると 卵の総数は約400個である。
本種はクロテンフユシャクか ウスバフユシャクの卵と 思われるが、 卵塊のそばには食樹のクヌギや コナラがないので こののち孵化しても餓死する 運命である。
また昨日蛹化したベニシジミの 蛹も体色が落ち着いたので 撮影しておいた(写真中、下)。
シジミチョウ類の蛹は 概ねこのような、だるま型を していて、種類にもよるが 野外で蛹を見つけるのは難しい。
| |