| といっても 仕事で持ち帰った蛾の幼虫である。
カシ類(Querucus)の幹で見つけた ヤママユガ科の卵が 孵化したのである。 卵はこのように数卵以上まとめて 産みつけられていた(写真上)。
発見当初はオオミズアオに似ている と思ったのだが、 孵化した幼虫(写真下)は 今までに見たことがない姿だ。
本種は今後どこまで飼育できるか 自信はないが、なんとしても 種名を確かめたいと思っている。
この卵は他の木でも見つかっており 幼虫は多食性かもしれない。
ヤママユガ科の幼生期をきちんと 調べようとしても、 国内には14種あまりしか生息 していないにも関わらず 卵、幼虫、蛹などの写真が 明解にしかも全ステージに渡って 掲載されている文献は皆無である。
これはなんとかせねば、と 思わずにはいられない。
『御注意!!本種は後日2/29、カレハガ科の一種と判明!訂正アップをしています。が、ここでは間違った経緯を残しておきます。』
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