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サンゴ芋虫! 2004/02/14
朝食の間はどんより曇っていたが
本日は概ね晴れて、
私は少し日焼けするほど
気温も上がった。

石垣島の第一日は
バンナ公園に腰を落ち着けた。
午前中だけで1Gのカードが
満杯となる。
私としては珍しいくらい
カット数が進んだ。

で、夢中になって撮影していると
私のズボンに芋虫がいつの間にか
止まっていた。
おお、「ヤエヤマイチモンジ」の
幼虫だ。顔をよく拝見すると
おお!珊瑚!(写真上)

そのすぐ側ではイシガケチョウの
メスがさかんに産卵している。
(写真下)
山吹色の卵が一杯、見つかり
ハゼノキの新芽にまで誤産卵
していた。

そこそこ過ごしやすいのはいいが
真夏と違って、蚊が多いのに
閉口する。しかもでっかい。
石垣島で蚊に刺されるのは
初めてではないだろうか。

「ある記」では語りきれない
そんな密な一日でもあった。

夜のこれからは飲みにいきます
よって、ではまた。

新開 孝

石垣島の夜 2004/02/13
石垣島空港に着いたのが
午後5時25分。

レンタカーに乗って数分で
ホテルにチェックイン。
目の前は港(写真上)。

薄曇りのなか暑からず、寒からず
でTシャツ一枚でも可。

とにかくまずは一杯!

無愛想だが気の利くおやじさんの
居酒屋に飛び込む。
うーむ、「八重泉」が胃にしみる!
ほろ酔いかげんで
石垣市内の街を彷徨い
公園に入ってみた。
おお、寝袋で就寝のおにいちゃん
は自転車旅行中のようだ。


地元の女子中学生サークルの
集いがにぎやかだ。
交わす言葉が耳に柔らかい。

植え込みで見つけたのが
「ユウマダラエダシャク」だ。
(写真下)

明日からは石垣島を歩く。新開 孝

ハネカクシ、走る! 2004/02/12
中里の林では
クヌギカメムシの孵化が
次々と始まっており今日も1卵塊で
確認できた。

こうなると中里では
孵化時期に入ったという言い方をしてもいいのだろう。

林の歩道柵では
「ハネカクシの一種」
が元気に駆けていた(写真上)。
今日は暖かいせいだろうが、
体長1センチほどの本種は
甲虫類というよりハサミムシのような印象を受ける。
敏捷な動きでシャッターは一回しか
切れなかった。



昨年7月の末、石垣島で私の襟首に
軟着陸した「オキナワツノトンボ」の
幼虫は今日現在も私の部屋で元気に
している(写真下)。
といってもじっと動かない毎日。
餌を捕らえるときに大顎を動かすのみ。
餌は生きたクモが手に入り易く、
よく食べてもくれる。
しかし、このまま飼育を続けるだけでは
何も発展は望めない。

そこで、この幼虫の故郷へと
私は再び旅立つことになった。
下記をお読みいただきたい。



『新開孝からのお知らせ』

はい!新開です。

明日13日〜18日まで石垣島へ行って来ます。
あちらは気温が20度以上はあるようです。天候は予報によると概ね晴れるようです。雨にだけはならぬよう祈っております。

その間現地での当サイトアップが
可能であればやってみます。多分、大丈夫と思うのですが、、、。

今日は石垣島での撮影に備えて
気になり始めたカメラのローパスフィルターゴミ清掃のため銀座キャノンに行って来ました。昨年9月にも清掃したばかりです。CCD前面のローパスフィルターに小さなゴミが付着するとそれがそのまま全てのカットに写し込まれてしまいます。ローパスフィルターは極めてデリケートな素材のため、素人がいじるわけにはいきません。清掃技術を身につける研修をキャノンでやってくれれば、とも思います。でないとロケ先ではどうしようもありません。

今回の遠征の目的はオキナワツノトンボのこともありますが、もちろんそれだけではありません。追々、現地から仔細な話もお伝えできることと思います。

乞う御期待!!


新開 孝

ホウネンタワラチビアメバチの繭 2004/02/11
「豊年俵チビあめ蜂」の繭は
雑木林のあちこちの梢で見つかる。
風にそよそよと揺れている。
(写真上)
すでに空っぽの繭だが、
ここから羽脱したのは寄生蜂の
一種である。
繭の高さは5ミリ位。

このように糸でぶらさがって
その先に繭を紡ぐ。
なぜそのような芸当をするのか?
理由はわからないが
是非その繭造りの現場を一度は
見てみたいものだ。

落ち葉の下で虫を探した。
一緒に連れていた子供たちが遊びに
たいくつし始めたので
「虫を見つけたら一匹100円!」
と唆したのだ(写真中)。
私が見つけた「エリマキアブ幼虫」(写真下)の追加が欲しかったの
だが、兄弟が見つけたのは
ワカバグモと蛾の幼虫であった。

エリマキアブ幼虫の体は
よく見ると透けたような感じ。
もしかしたら蛹になる手前かも
知れない。

本日は2回アップしてます。
下の階も御覧くださいまし。
新開 孝

キヅタ喰う幼虫の正体!! 2004/02/11
昨日も書き込んだ幼虫。
キヅタを餌として育つ芋虫だが、
これまで種名は不明のままであった。

しかし今日、蛹の一匹が羽化して
謎だった種名を調べることができた。
(写真上)
その蛹は1/10に蛹化した姿を
アップしたものだ。
幼虫の写真はさらに遡って
昨年12/20に登場している。
是非バックナンバーを見ていただきたい。

成虫となってようやくわかった名前は
「エグリヅマエダシャク」だ。

なんとも発音しずらい和名だが
前翅の先端あたりがえぐれていることから名付けられたのだろう。
この蛾の顔をみれば
ずいぶんと恐い表情に見える(写真中)


口のあたりを葉に押し付けるように
してピンとお尻を上げた格好で
静止している。
そのお尻の方から眺めてみれば、
おお!!人面模様だ!(写真下)

これまで幼虫の姿をしっかり見ながら
種名がわからなかった理由は
こうである。

実はエグリヅマエダシャクの幼虫は
私の手元にある講談社の
『日本産蛾類幼虫図鑑』に載っていた。
しかし幼虫の体の模様にはずいぶんと
個体変異があり、『ある記』に乗せた
最初の写真の幼虫は際立っていたのだ。
その変異ぶりが。だから、
写真による絵合わせは無理である。

そして本種の幼虫は様々な植物を餌と
しており、食草から種名をたぐることも
不可能である。
ただしチャの害虫としては昔から
よく知られているそうだ。

幼虫は春と秋に2回現れるようだが
幼虫で冬越しする場合と
蛹で冬越しする場合とがあるという。
今回の羽化は蛹を室内に置いたせいで
今ごろ羽化したが、本来なら
春に羽化するはずだったのかもしれない。

新開 孝

帰ってきた幼虫 2004/02/10
2/2にも取り上げたキヅタ喰う幼虫。
一旦は姿を消し蛹化のため
落ち葉へと移動したと思っていたら、今日、再び姿を現わした
(写真上)。矢印先が頭。

ずいぶんと太っており、
体長は5センチ近くもある立派な
芋虫に成長している。
指先で軽く触れると、
体前半部を持ち上げる(写真中)。

しつこく触れると
ポロリと地面に落ち体を丸めている。
これは擬死のようだ。

一旦、姿を消した理由は
よくわからないが、数日間観察を
怠った間に戻って来たらしい。







『春の兆し』

中里の林では今日もクヌギカメムシが
一つの卵塊で孵化していた。
シロフフユエダシャクのメスを
見つけたりしながら林を歩いていると
モズがしきりと林床で獲物を
捕獲している。
ときおりシジュウカラやツグミに
突っかかっていくが、
あまり本気で攻撃していない。
そのうちもう一羽のモズが現れて
すぐ近くで餌探しを始めた。
お互い争いもしないのでよく見てみると
オスとメスであった。

モズの番い形成はもう始まっている。
冬がどんどん去っていくような
あせりを感じてしまう。
新開 孝

クロテンフユシャクの交尾 2004/02/09
午後1時39分、中里の林。
例の金網柵昆虫観察トラップで
フユシャクの交尾を見つけた。

おそらく「クロテンフユシャク」
の番であろう(写真上、左がメス)。
こうして昼間に交尾を観察できた
のは初めてなので少し驚いた。

そこからほどなく歩いた歩道柵では
羽化したばかりの
「シロオビフユシャク」オスも
見つかった(写真中)。
生憎の風であおられ、
翅がまだ柔らかいことが
よくわかる。(写真下)

このオスは本日午後になってから
落ち葉の下で羽化し、
歩道柵に登ったと思われる。
翅はチョウと同じ格好になっているが
やがて屋根型にペタンと畳んだ。




今日は朝から仕事部屋の模様替えをし
特に撮影台を作り直したりしていて
フィールドを歩いたのはほんの30分
程度だった。

4日前にアップしたゴイサギ若鳥が
そのとき撮影した場所とほとんど
変らない場所に佇んでいた。

川に降りて近寄ろうとすると寸前で
飛び去ってしまった。
どうも悪いことしてしまったようだ。
しかし怪我などしている様子はなく
一応安心して良いようだ。
新開 孝

ベランダの住人 2004/02/08
仕事の関係上、ベランダを整理した。
ベランダは昆虫飼育の場として、
家蜂の撮影スタジオとして、他
いろいろ重宝する空間だ。

それで工作資材などを梱包していた
断熱材を解くと、
「クロゴキブリ」の幼虫が出て来た。
(写真上)

夏場には室内へも出現して
もっとも人に嫌われる昆虫だ。

しかし幼虫の体はこうして見ると
何か漆工芸のような光沢さえあり、
脚のもじゃもじゃさえ取り払えば
案外、イケル昆虫ではないか。

顔も(写真下)、ひょうきんな表情
ではないだろうか。
今日はその顔をきちんと写真撮影
しようと目論んでいたのだが、
部屋のどこかに逃げ隠れてしまった。

ゴキブリの肩を持つようなことを
書いたりしていると
世間を敵に回すようなものだが、
そういう私でもゴキブリさんたちに
部屋でのさばってもらっては、
ちと迷惑だ。

それで何とか捕獲して飼育容器に
取り込みたいのだ。

えっ?どうやって捕まえるか?
そりゃあ、もちろん素手で掴みます!
新開 孝

エリマキアブ幼虫、健在なり!! 2004/02/07
エリマキアブ幼虫たちは、
2日前には最後の一匹が
姿を消してしまっていた。
それで今日はそのことを報告しようと思っていたのだが、、、、、。

なんと!なんと!!
別の場所で、

エノキの梢でお食事中の本種が
いたのであった(写真上)!
獲物はシャクガ幼虫である。
(写真中は上の矢印先のアップ、
辛うじて頭とお尻がわかる)

昨日、シャクガ類の幼虫たちは
冬に多いことを書いたばかりだが
まさに彼らがエリマキ幼虫の
犠牲となっていたわけだ。
まあ喰うもの少なさには余程
困っているとは思われるが、
実の所そのような人の常識が
通用する世界でもないようだ。

去年の12月の段階で
すでに成虫として羽化したものが
おりながら、
一方でいまだに幼虫生活を送るものがいるというこの状況はやはり
信じ難い生き物ではある。

で、この現場を撮影したあと
金網柵の所でも新たに別の幼虫が
姿を現わしていた(写真下)!

彼らは2週間以上も一ケ所で
待機していることは珍しくない。
しかしそれも20日以上も経てくると
さすがに場所替えする傾向が
あるように思われる。
新開 孝

クヌギカメムシ、孵化始まる!? 2004/02/07
中里の林でクヌギカメムシの孵化を
確認できた。
ただし2卵塊のみ(写真上、中)。

孵化幼虫はすでにゼリー物質を吸っており体の模様も浮き出ているので
孵化は昨日あたりであろうか。

繰り返し書くが本種がクヌギカメムシなのかヘラクヌギカメムシなのかは現時点でわからない。
ただし専門家の方の話しによると
幼虫期に両種の区別ができるらしい。
これは私もなんとか確認してみたい
課題である。

『クロテンフユシャク』

厳冬期型のフユシャク、
「クロテンフユシャク」のオスが
初めて現れた。過去の経験では
清瀬や所沢近辺の雑木林ではもっとも多く発生する種類と思う。
今冬、中里の林ではどの程度発生するだろうか。



新開 孝

シャクガ幼虫、クスノキを喰う 2004/02/06
台所に立って調理をしていると
窓から外に植わっている小さな
クスノキが目に入る(写真上)。

昨年の夏にはアオスジアゲハの
若い幼虫が着いていたりした。
それでここにはもしかしたら
越冬蛹でも見つかるのでは
そう期待して子供が寝静まった
隙に表に出てみた。

期待通りにはいかなかったが
喰い跡がいっぱいあって
シャクガ幼虫が一匹、見つかった。
(写真下)
体長は3センチくらい。
キヅタで見つかった幼虫とは
別種と思われるが
こうしてみると
冬のあいだに成長する
シャクガ類は結構多いようだ。新開 孝

ゴイサギ若鳥とフユシャクのメス 2004/02/05
空掘川に面したマンションの外塀で
ゴイサギの若鳥が佇んでいた。
こちらがゆっくり近寄っても逃げないのでどこか調子が悪いのだろうかと思った。
しかしそのうちにふわりと飛び立ち
川の草地へ舞い降りたあと歩いてジュズダマの立ち枯れ茂みに移動した(写真上)。

写真は遊歩道から200ミリレンズで撮影した。
川に降りればもっと近寄れそうだったがゴイサギを刺激しそうなので止めた。



『フユシャクのメス追加』

中里の林でフユシャクのメスとしては4種類目の「シロフフユエダシャク」メスを見つけた(写真中、下)。
小さな翅と大きく膨らんだ腹部が目を引く。


バックナンバー1/25に同種のオスを紹介している。

これまで中里の林で確認できているフユシャクのオスはウスバフユシャク、シロオビフユシャク、クロスジフユエダシャク
そしてシロフフユエダシャクの4種だから
数字的にはオス、メスの種類が合致したことになる。
しかし、メスのほうは種名がわからないものが一種あって(バックナンバー1/24)今後の確認が必要だ。

『訂正しました!?』

本日のゴイサギは当初ササゴイと思い
夏鳥なのに何故?と書き込んだのですが
自然写真家の武田晋一さんから
ゴイサギとの御指摘をいただき即、訂正しました。

新開 孝

地味な昆虫たち 2004/02/04
昨日と同じムクノキ根際の落ち葉下。現れたのはどれも地味な姿の昆虫3種だった。

まずは「クロサビイロハネカクシ」(写真上)。体長は22ミリ。

この甲虫の仲間は前翅がたいへん小さくその下には後ろ翅が小さく畳み込まれている。
それで「はねかくし」の名がつく。
脚も短いが俊敏に歩きムカデのごとき素早さ!
本種は林の落ち葉の下で暮らしており明るい場所を嫌うのでシーズン中の撮影は難しい。

お次は「クサギカメムシ」(写真中)。体長15ミリ。
山間部では秋に大集合をして冬には家屋にも多数侵入するので世の中からたいへん嫌われている。
新潟の山間の民宿では
『カメムシキンチョール』
なるものが置いてありびっくりしたことがある。


その標的はもちろん主にクサギカメムシだが、
そこまで嫌わなくても、と思う。そして
私がカメムシを少し弁護しようとすると、
「臭液が目に入ると失明することもあるのよ!!」
と極々稀な最悪の事例を出して恐い顔されてしまった。

やぶ蚊に刺されれば即叩き潰すほど憎らしいし
メマトイというお馬鹿なハエが目に飛び込むと
これもひねり潰したいくらい腹が立つ、私だが
ことカメムシについては臭いも全く気にならない。
民宿の叔母さんのごとくカメムシを憎む心情を
それを察することは、私には無理のようだ。

最後に「ヒメクロカメムシ」(写真下)。体長6ミリ。
もともと地味な色合いなのにさらに泥で汚れている。
この姿の理由は本種が草の根元で暮らしているからだろう。
主にイネ科植物の根元でひっそり生活しているが、
同じ仲間にもう少し大柄のイネクロカメムシという
稲の害虫として名高いものがいる。
こちらも泥だらけの姿をよく見かける。




新開 孝

キバラヘリカメムシの越冬カラー 2004/02/03
今までは埃っぽくて気が進まなかったが雨が降ったおかげで落ち葉の下を探索するいい日和となった。

まずはマンション裏のムクノキの根元である。
この木には大きなフジの蔓が絡んでおり春になると紫色の花房が見事である。
もっとも花が垂れる位置は高過ぎて開花に気付くのもうっかりすると花びらが散り始めてからなどということになる。

さてムクノキの根元で落ち葉をめくっていくと「キバラヘリカメムシ」が現れた(写真上)。
このカメムシは植え込みのニシキギやマサキで大繁殖するのでお馴染みだと思う。

落ち葉の下で越冬していたキバラヘリカメムシの成虫は、よく見ると地味な色をしている。
特に体の腹側が白っぽい。

秋の頃、多数見かける本種の体の色は腹側が山吹色で鮮やかなのだが、冬の今は実に冴えない色となっている。カメムシの仲間で成虫越冬する種類にはこうして冬場には体色が地味に変色するものが多い。
これを私は勝手に『越冬カラー』と称している。
拙著『カメムシ観察事典』35ページを参照のこと。
もちろん春になり活動始めるころには元の色が浮き出てくる。


『工作その2』

私の撮影機材には手作りのものが多いとは昨日書いた。既製品の機材に少し手を加えれば使い勝手が良くなるのだが、という道具類もいくつかあって前々から気になっていたストロボアームを今日は改造工作してみた。

こういう工作では「KGB」という3原則が大切である。
K「軽い」、G「頑丈」、B「便利」という、3点だ。

なんだか秘密警察めいてはいるが、野外で昆虫接写撮影をする上でこの原則は重要なのである。

さて前々からストロボの固定には自在アームを使用してきたがそのホールドシステムに「KGB」を導入したいと思っていた。
その結果が(写真中、下)である。

ストロボの発光はカメラ側から赤外線コントロールするのでなんの端子も必要ない。つまりは人の手でストロボを維持する状況に近い形態にしたわけである。ただそれだけのことであるが、これには2ミリ厚のステンレス板金にネジ穴をあける必要があり押し入れに片付けていたボール盤を引っぱり出さねばならなかった。工作ジャンク箱を引っ掻き回し、とりあえずあるもので何ができるかこれを考え、仕事の現場で即戦力のある小物機材を造り出す、そんな楽しみ方も昆虫写真家にはある、のです。
新開 孝
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