| この冬「キノカワガ」を中里の林で見たのは 今日で2回目(前回はバックナンバー11/23)。 ここの林は歩道柵が巡らされていて、 林内には立ち入ることができない。 したがってキノカワガに出会う機会も極少ないと思う。
コナラの幹で見つけたこのキノカワガ(写真上)は、 翅の色模様が白っぽいため、かなり目立っていた。 もちろん少し距離を置けば地衣類に紛らわしいのだが 私の目はこの蛾の姿に敏感過ぎて見落とすことがない。と、思っている。
ついでにお顔を拝見した。枝先でちょこんと突いて 落ちていた木の皮に移ってもらった(写真下)。 この角度からキノカワガを見るのは初めてだ。
キノカワガはこうして 成虫で冬越ししているわけだが、 けっこう移動しており次の日にはいなかったりする。 動くということはそれなりにエネルギーを消費する と思うが それに伴う食生活などの活動は一切しないのだろうか? 頻繁に移動するのは擬態効果を高めたり、 寒さへの順応などの役目があるのだろうか?
キノカワガの幼虫は6月〜9月にカキの葉で 見つかるそうだ。 今年は幼虫探しにも気を配ってみたくなった。
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