| 霧島山へ通うなかで気に掛かっていたのがこの看板(写真上)。 「スッコン」とはどういう意味でついたのかわからないが、川岸は常緑樹林に覆われており、今日はこの怪しい渓谷へと降りてみた。
するとさっそく現れたのがアオハダトンボのオス(写真中)。他にもミヤマカワトンボが多く、カワトンボも褐色翅型のオスが一匹だけ見られた。
川床には甌穴が多数あって、そこが水溜まりとなりオタマジャクシが群れ泳いでいる。岩棚にはミソサザイの巣跡らしきものも見つかった(写真下)。 「スッコン谷渓谷」は狭い渓谷で階段を降りたところはとても人臭くて好きにはなれない雰囲気だったが、アオハダトンボが出迎えてくれたことで気分を取り直すことができた。そう少し上流、下流へと歩いてみれば、けっこう面白そうな自然環境のようであった。
(写真上/E-330 14-54ミリズーム) (写真中、下/E-3 50-200ミリズーム) | |