| せっかちなのか?几帳面なのか? 2008/05/20 | | 今シーズンに入ってからのハキリバチの活動は早く、すでに4月の上旬頃には庭木の葉っぱに切り跡が見られた。そこで先月の終わりころには慌てて竹筒アパートの更新をしたのであった。 さて先日から、ハキリバチの一種が電気メーター箱(写真上)の底面にある通気口を出入りしている。けったいな場所を巣に選んでしまったものだと思ったが、ハキリバチにしてみれば、人工物であろうが自然物であろうがそんなことは関係ないのだろう。育児室をこしらえる空間さえあれば、それで良いのだ。
しかし、通気口は地面に向いて空いており、その表面は滑り易いようだ。巣穴を出入りするには垂直上昇する必要がある。そのためか葉っぱを抱えて戻って来ても(写真中)、なかなか巣穴に入れずになんどもホバリングを繰り返すことが多い。しかもその挙げ句入れないと判断したのか、プイッと抱えていた葉っぱを捨てることがしばしばある。 葉っぱを捨てたあとは、とりあえず手ぶらのまメーター箱の中に入って点検をしているようだ。地面に捨てられた切り葉はかなりの枚数が見つかり、古いものは茶色く枯れているものもある。
巣が完成してハキリバチの出入りが見られなくなったら、電気メーター箱を開いてみて中の巣の様子を見てみるつもりだ。
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