| | | | 昨日、紹介したサツマシジミの卵をもう一度、撮影してみた。今回はズイコー20ミリマクロというレンズを使って、少しだけ拡大率を上げてみた。 拡大率が飛躍的に大きくなったわけではないが、ライティングを改善して昨日の写真よりか、卵の立体感や色味を再現してみた。
(なお今回の卵は、今日あらためて野外のサンゴジュ花蕾から見つけたもの。)
このような超接写撮影の際にはピント合わせがたいへん難しい。椅子から立ち上がるだけでもピントが逃げてしまうし、ちょっとした身じろぎも禁物。ピントを正確に合わせるには、ライブビューで拡大機能を使うと便利だが、その拡大されたリアルタイムな画像を見ていると、微細な振動や風の影響を受けるたびに被写体がグラグラ、ユラユラと不安定に動いていることがよくわかる。外の道路を車が通り過ぎるとその振動も拾ってしまう。 ピントを合わせてからシャッターを切るまでは、まさに息を止めて体を硬直させての作業態勢を維持することになる。これはけっこう疲れる。撮影者も機械と同化しないといけないのだ。車の走行音が遠くから近づいてきたら、そこで待った!となる。じっと我慢をして車が通り過ぎるのを待って、少し間をおいてからシャッターを切るのだ。 こうしてみると、スタジオの配置が道路に近いというのは問題である。うちは集落から離れた辺鄙な位置にはあるが、敷地に沿った道路は意外と交通量がある。とくに飼料運搬車や材木運搬車のような重量級大型車の通行がときおりあって、これはもう超接写撮影時には大地震を引き起こすのである。まあ、ほんの数秒間ではあるが。
(写真/E-3 ズイコ−20ミリマクロ+OLYMPUSオートベローズ)
今日は写真データを出版社に送るため、三股町のクロネコ営業所に出向いた。昨日も書いたように、発送伝票に住所氏名を毎回書き込むのが面倒くさいのだが、ふと営業所を見渡せば、「クロネコメンバーズ」というパンフレットとモニター画面が目についた。そしてこの「クロネコメンバーズ」の会員になれば、伝票書きの手間暇を省けるということを初めて知った。さっそく会員申し込み書の手続きをしたのは言うまでもないが、メンバーズカードが届くまでには一ヶ月ほど掛かるとのこと。需要が多いというが、なんでだろう?と素朴に思う。まあ、ともかく急ぎ宅配の「タイムサービス」(宮崎から都内まででも航空便を使って翌日配達が可能なサービス)用伝票については私の住所氏名を入力した伝票を急遽30枚ほど作ってくれるという。
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