| 午前6時45分。今にも雨が降り出しそうだったが、犬の散歩に出た。ほとんど毎日、モンシロチョウがねぐらとしているギシギシの大きな株は、ついつい覗き込む習慣となった。今朝も3匹のモンシロチョウが葉陰にぶらさがっていた。 見落としはないかさらに見ていると、派手な色彩のカメノコテントウが1匹止まっていた。
近くにはナナホシテントウの成虫や幼虫も多いが、ナナホシテントウの餌はギシギシにたくさん群れてつくアブラムシ類だ。一方カメノコテントウの餌はハムシ類の幼虫であり、餌としてよく知られているのはクルミハムシの幼虫。しかし、カメノコテントウは、クルミハムシ以外のハムシ類幼虫も食べるようだ。 ギシギシにはコガタルリハムシの幼虫がたくさんついているので、今朝見つけたカメノコテントウはこの幼虫がお目当てだったのではないか?と思えた。
このことを確認するためにも、カメノコテントウを持ち帰り、コガタルリハムシ幼虫と一緒のケースに入れて、しばらく様子を伺うことにしてみた。
(写真/EOSキッスデジタルN EF100ミリマクロ) | |