| 昨日、紹介したツクシの胞子飛散の写真は、胞子の数が少なくそして風で飛んでいく様子も伝わらない。 今日は仕事先から戻ってみると、ツクシの状態が良さそうだったのでさっそく撮り直しをしてみた。 写真はいづれも画面右方向から風を吹き付けている。
シャッターを押すタイミングによっては、写真上のように胞子全部が空中で静止している。これは風が当たった瞬間からわずかに撮影タイミングが遅れているからだ。写真中、下の2カットは風が吹き付けた瞬間にうまく同調しており、胞子が飛び出す様子がよくわかるし、胞子の色まで再現できた。 ツクシの一株から生産される胞子の数は、じつに200万個というから驚く!それだけの胞子のうち、無事に萌芽して成長できるのはほんのわずかなのだろう。
今回のような写真撮影では気合いを込めた一発勝負、という緊張感があってそれはそれなりに面白いが、やがて高解像度の優れたビデオカメラが登場すれば、そのような気合い勝負という撮影方法も昔語りとなるだろう。ビデオならダラダラと撮影しておき、あとで気に入ったカットを選べば良いことになる。
(写真/E-3 50ミリマクロ+2倍テレコン)
OLYMPUSフォーサーズのマクロレンズでは、やはり等倍撮影まで可能な90ミリマクロレンズが欲しい。今は50ミリマクロに2倍テレコンを付けて使っているが、テレコンを付けるとファインダーがその分暗くなるのが気になって仕方が無い。画質は良くても解放F値の明るいレンズが暗くなるのは勿体ない。 OLYMPUSフォーサーズレンズで早く90ミリマクロレンズを出して欲しい。
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