| 昨夜から降り始めた雨は、今朝も断続的に降り続けている。気温も低い。 このところイヌビワの芽吹きがたいへん目立ってきているので、イシガケチョウの産卵もとっくに始まっているはず。そこで朝早く犬の散歩がてらに道沿いのイヌビワを少し見てみた(写真上)。 イシガケチョウの卵の大きさは直径、高さともに約0.7ミリ程度だが、1メートルくらい離れた位置からでも簡単に見つけることができる。卵の色が緑色の若葉上だとたいへん際立つせいだろう。並んだ2株の小さなイヌビワで、3卵が次々に見つかった。
さっそく卵を室内に持ち帰って拡大撮影をしてみた。卵側面には縦方向に11本の隆起条が並んでいる(写真中、下)。同じタテハチョウ科の仲間の卵では、タテハモドキで12〜15本、ゴマダラチョウで19本前後、コムラサキで14本前後などとなっており、種類によって数が違ってくる。
(写真上/リコー Caplio GX100 ) (写真中、下/E-3 ズイコーマクロ38ミリ+オリンパスベローズ)
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