| このところは、ある昆虫の卵数種のふ化の撮影の仕事が優先しており、24時間態勢とはいかないまでも、数時間おきにはスタジオに出向いて卵の様子を観察している。昆虫の種名をここに記せないのは、仕事のクライアント先の意向もあってのことなので仕方が無いのだが、、。
さて、その撮影態勢のなかで待ち時間も長い。かといって自由にどこかへと出掛けることも間々ならない。そこで小刻みに観察を続けながら、今日は空き時間を林の整備に費やしてみた。雑木林の落ち葉かき「くずかき」である。もう春になってしまったが、これも仕方が無い。できるだけ今月中には済ませたいところだ。 「くずかき」をする前に、落ち葉を溜める柵を作った(写真上)。 まずは太めのホテイチクを数本、刈り集める。刈るといっても回りにはメダケがたくさん立ちはだかっているので、これらを先に刈っておき、そしてようやく目当てのホテイチクを刈り取れる。ホテイチクは節の間も狭く、固く丈夫なので柵をこしらえる材料としてちょうど良い。 落ち葉入れの柵は、傾斜を利用しているから材料は少なくて済むのだが、ちょっと造りを凝り過ぎてしまった。しかもどうせやるなら、自然の素材を存分に利用してやろうと思い、蔓なども使ってみたがこれはけっこう要領がいった。それでも自然素材をあれこれいじっているうちに、どこをどうすれば一番良いのか、その感触がわかってくると嬉しい。 林の落ち葉はまだまだあって、それらをかき集めるためには、今日設えたような柵囲いを、あと二箇所には必要だろうと思う。
さて、旬のおいしい日向夏。こうしてリンゴの皮をむくようにして食べる(写真下)。だから果物ナイフもしくは包丁は必須。ガブリと頬ばったときの酸味が何とも言えず野性味があって、とても良い。
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