| イッシキトゲハムシ(タケトゲハムシ)の春 2008/03/15 | | 今日はとても暖かい一日だった。車は窓を開けたままでないと暑過ぎるくらい。
以前、うちの林で見つけた多数のイッシキトゲハムシはどうなったか、様子を見てみた。おそらくなんらかの動きがあるはず、そう思ってササの葉っぱを一つ一つ見上げてみた。すると以前見たほどの数はいなくて、やっと交尾つがいを2組と単独個体の1匹を見つけただけであった。
どうやらイッシキトゲハムシは配偶行動を終えつつあって、交尾を終えたメスは次々と分散していったのではないか、そう思えるのであった。
オスがメスの後ろからマウントして交尾は行なわれるが、メスの背面の刺がいかにも邪魔のように見える。交尾はちゃんとできるのだから、別に問題はないのだろうが、トゲハムシが装っている刺とは一体何なんだ?と思いたくなる。 しかし逆に考えれば、生活に支障無い範囲なら、生き物はどんな格好でもできる自由があるのだ、とも言えるだろう。とことん、デザインを凝ってみたり、ひねくれた形態をしようと、首尾よく生きていける限りはどんな姿をしても許されるということだろうか。
(OLYMPUS E-3 35ミリマクロ+2倍テレコン)
| |