| 九州では雪景色にはほとんど縁が無いないだろうと思っていたし、実際、三股町やその周辺で積雪のある山容を見ることはほとんど無いに等しい。
しかし、今日は南阿蘇の道を走ってみると、さすがに阿蘇の山々では雪を冠った山容を見ることができ、おもわず観光写真を撮ってみた(写真上/高森町からの眺め)。
昆虫写真でも冬越し絡みのシーンでは雪を必要とされ、積雪が身近にないというのも、ちと寂しいと感じることもある。とはいえ、日本の各地でも冬に雪がほとんどないという地域もけっして少ない訳ではないから、冬=雪という捉え方もイメージ上の押しつけではないか、と反発したくなることもある。東京にいたころも、積雪はほんの一日か数日程度であって、そのような短期間の積雪を冬のイメージにこじつけるのもなんとも無理があるような気がしていた。 ま、しかし雪はたしかに冬にしか降らないし、いくら反発しようと、冬のイメージを端的に示そうとすれば、どうしても雪景色となってしまうのは仕方が無い。
(E-3 14-54ミリズーム) | |