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アオムシコバチの産卵 2007/11/24
 今日もナガサキアゲハの蛹上にはアオムシコバチが居座っており,ときおり産卵を繰り返していた。
 蛹も黙ってはいられないのだろ,ビクン!と体を動かすこともあるが,そうした抵抗はいささかもアオムシコバチの脅威とはならない。すでにしてナガサキアゲハの運命も尽きたかのように見える。

 しかしアオムシコバチが執拗に何度も何箇所にもしつこく産卵を繰り返すのは何故だろう?産卵管を深く射し込み,いかにも産卵しているかのように見えてもそれが実際に卵を産みつけたかどうかの確認はできないから,ますます謎は深まる。

 昨日の写真は産卵管にピントが合ってなかったので,今日は改めて産卵シーンを撮り直してみた(写真上)。しかし撮影倍率4倍という接写では,ピントを合わせるのもたいへん難しい。ほんとうはハチの複眼と産卵管を同じフォーカス面にもってきたいところだが,そのような微妙な撮影アングルを正確に定めるのも相当に困難である。例えばそのアングルを確保できたとしても,今度は産卵管と中脚が重なってしまい肝心の産卵管がわかりずらくなる。

ストロボはE-3の内蔵ストロボとサンパックのPF20XDを組み合わせメイン光はサンパック側とした。内蔵ストロボにはディフューザーを使わずストレート光で同調用に光量を下げてある。だからPF20XDのストレート光のみでのライティングとなり,写真の諧調は固い仕上がりとなった。

 今日は日没後の夕焼けが綺麗だった(写真下)。そこで少し撮影してみたがシャッター速度は1/5秒。これを手持ちで行なった。E-3の手ぶれ補正のおかげでこんな無茶な撮影もできてしまう。

(写真上/OLYMPUS Eー3  35ミリマクロ+2倍テレコン 内蔵ストロボ+サンパックPF20XD)
(写真下/E−3 14-54ミリズーム)
新開 孝

ナガサキアゲハ蛹とアオムシコバチ 2007/11/23
 福岡からうちに戻ってみると,キンカンについていたナガサキアゲハの前蛹は蛹になっていた。そしてその蛹には先日から張り付いていたアオムシコバチの姿もあった(写真上)。

  アオムシコバチ写真の等倍ピクセルを切り抜きしてみたのが(写真中)だが,これをみると産卵管を突き立てているのがわかる。産卵管にピントがきていないのは私の撮影ミスだ。まだ午後3時とはいえ,日陰で4倍接写をするには暗過ぎてフォーカス合わせはかなり難しい。モデリングライトを使うべきだった。

 それにしても,アオムシコバチがこうまでして蛹に固執するのは何故だろうか?寄生産卵のタイミングはよほど重要らしいことが窺えるが,ではそれは具体的にどんな理由があるというのだろうか?

 (OLYMPUS E−3 35ミリマクロ+2倍テレコンEC-20 )


 『4年待ったOLYMPUS E-3を使ってみると,,,,,,!!!』

 今朝は福岡市内のホテルをチェックアウトしてからすぐにOLYMPUS福岡支店の入っているビル近くのコイン駐車場へと向かった。駐車場から適当にクンクンと鼻を効かせながら歩いていると,遠くに『吉野家』のオレンジ色看板を見つけた。朝ご飯は吉野家の「特朝定食」で490円也。

 福岡市内の中心街のしかも裏通りなどをプラプラ歩いてみると,それはそれで面白かったが私はこういうときのためのコンパクトデジカメを持っていない。
 さて,OLYMPUS E-3の体感フェアの会場に出向いてみたが,そこでいろいろとお話を伺えたのはきわめて有意義な時間だった。E-3の内部構造なども輪切りにした状態や主要パーツの各部品を見ながら詳細な説明を聞けた。カメラはそれ自体がブラックボックスだが,その中にどういう具合に部品が詰まっているのか,一度くらいは覗いて確認しておくのも良いことだろう。

 またE-3の新機能としてのストロボのリモート機能にしても,E-3の説明書を読んだだけではたいへんな誤解をしてしまうが,これも現場で聞いてみてもっと詳しい使い方がわかった。
 新しく発売されたフラッシュFL-50RやFL-36RにはRCフラッシュシステムが搭載されており,離れた複数のフラッシュをカメラ本体の内蔵ストロボでオートTTLやさまざまなモードで調光出来る。ただしその場合,内蔵ストロボはコントローラーとしてしか機能しないのだ。内蔵ストロボが発光機能を失うのではそれは困る。

 ところがストロボ側には通常のスレーブ機能というモード選択もあって発光モードがマニュアルであれば,内蔵ストロボをRCモードにしない限り,通常のスレーブ多灯発光が可能なのである。しかもマニュアル発光の光量調整段階はきめが細かくその幅も広い。

 昆虫写真では被写体が画面に占める割合が極端に小さいことが多く,いくら優れたTTLオートストロボであってもカメラマンが望む微妙な配光具合をオートで補正しきれない場合がほとんどだ。だから私は多灯ライティングではマニュアル発光しか使わない。そういう場面でも今回の新型ストロボFL-50RやFL-36Rはちゃんと使えることがわかった。

 E-3を使ってみると,その総合評価としてはかなりの手応えが私としてはあった。
 デジタル一眼レフカメラとしては初めてだが,OLYMPUS E-3こそは,これなら2台以上を一気に導入して仕事に使いたいカメラだと思えたのである。

 E-1が登場してから4年待っただけのことはあった。そしてズイコーデジタルレンズ群も,E-3とともにこれからこそ真価を発揮できるのだろう。


※ 昨夜,福岡で飲んだ焼酎の銘柄を『伊佐錦』と書きましたがこれは誤りで,正しくは『伊佐美』です。これはとんでもない間違いなのであります。なお昨日の記事はすでに訂正しています。
 
 
新開 孝

赤いカメムシ 2007/11/22
 今日は初めて佐賀県を訪れてみた。車で約3時間。

 目的はベニツチカメムシの生息環境を見ることだった。宮崎にもベニツチカメムシはいるが、まだ自力で見つけることができていない。そこでまずは既知産地に赴いてその環境の感触を得てみたいと思った。ベニツチカメムシは6月ころに大きな集団を形成し、なおかつ親が子育てをすることで良く知られている。

 九州に来たならばぜひともこのカメムシの生態を撮影してみたいと願っていた。しかし本種はきわめて局地的にしか分布しておらず、滅多には見つからない。

 現地について探すこと3時間。ようやくのことで集団を見つけることができた。いったい何匹いるのだろうか。かなりの集団だがほとんどがじっとしている。冬にもこれほどの集団をつくるとは驚いた。

 ベニツチカメムシの餌となる実をつけるボロボロノキも今回の観察で特徴をよくつかめた。これからは宮崎県南部のフィールドで探索を続けてみようと思う。


 撮影を終えてから福岡市内に移動した。福岡は大きな都市だが中心街はちょうど通勤ラッシュでものすごい渋滞に巻き込まれた。もう田舎者になった私としては予想外のことでびっくりしてしまった。なんと車も人も多いことだろうか。

 福岡在住のFさんと待ち合わせし、おいしい居酒屋に連れていってもらった。Fさんが特別に入手してくれた「伊佐美」で乾杯。

 Fさんは3年前に阿蘇山の草千里で出会った虫屋さんだ。ダイコクコガネの撮影ではたいへんお世話になった。虫のお話をしていると時間を忘れてしまいそうだ。新開 孝

アオムシコバチ 2007/11/21(その2)
 先日,庭のキンカンの根際で見つけたナガサキアゲハの前蛹はまだ脱皮していない。気温が低いせいだろうか前蛹期間が長く感じる。

 今日の昼過ぎ頃,そろそろ脱皮したかなと覗き込んでみたら,小さな寄生蜂が止まっていた。

 本種はアオムシコバチと思われるが,触角でさかんに前蛹の体表面に触れたりする以外,何もせずじっと佇んでいるだけだ。この寄生蜂は前蛹が蛹になるのを待っているようだ。だからいくら眺めていても産卵行動を観察することはできないのだろう。体長3ミリ程度の小さな小さな蜂が,産卵のタイミンングを窺いながらじっと待っているというのは,なんとも不思議な気がする。そして蛹になる前の前蛹をしっかり見つけ出す能力にも驚くばかりだ。
新開 孝

2007/11/21(その1)
 今朝も霜が降りた。南九州と言えど冬の寒さは東京にいたころと変わらないような気がする。

 牧草畑がほのかに白く見え,その遠方にはうっすらと霧島山が見えていた(写真上)。霧島山は朝焼けに照らされて綺麗だったが,その山容を写すロケーションはまだ出来ていない。
 畑にはいろいろな足跡が残されているが,今朝はアオサギのものと思われる大きな足跡が点々と続いていた(写真下)。

 明日はちょっと遠出をする予定。こんなときこそ原稿のあらすじを練る打ってつけの時間帯となる。九州のなかでもこれまで訪れたことがない2県が福岡県と佐賀県だ。とりあえず目的地までは3時間程で行けるようだ。
新開 孝

トノサマバッタ 2007/11/20(その3)
 今年2化目のトノサマバッタをよく見かける。

 今朝は午前7時10分頃,農道の路面で交尾中のカップルを見つけた(写真上)。
 今朝はさほど寒い訳ではなかったが,トノサマバッタは触ってもほとんど動くことも出来ない状態だった。

 昨日の朝は霜が降りてあちこちのカラムシがほとんど枯れてしまった。残っていたアカタテハ幼虫やフクラスズメ幼虫もこれで壊滅的なダメージを受けたようだ。新開 孝

キイレツチトリモチ 2007/11/20(その2)
 先月の末から日南市の海岸林(写真上)に通っていたのは,キイレツチトリモチとそこに来る昆虫を撮影するのが目的だった。しかし時期が早過ぎたようで,なんとか見つけたのはまだ塊茎のみだった。

 今日はそろそろ花穂が地上に現れている頃ではないかと期待して,通い慣れた海岸林へと潜り込んでみた。海岸林の中は背丈の低い樹木が密生しており,屈んで歩くのがやっとである。こういうときは身長が低い小柄な体型である自分に感謝したくなる。
 さて林床を見やるとすぐにもキイレツチトリモチの花穂が落ち葉の間に見つかった(写真中)。キイレツチトリモチの花穂はほんの少し落ち葉から頭を覗かせているだけであり,植物図鑑に出ているような写真のイメージとはかなりかけ離れている。そのことを前もって知っていないとうっかり見落としてしまうかもしれない。

 落ち葉を取り除き,さらに土を払いのけて塊茎と宿主の根っこまでも写し込んでみた(写真下)。写真のキイレツチトリモチが宿っているのはトベラの根である。他にはシャリンバイ,ネズミモチなどにも寄生するようだ。

 この続きはスクロールダウンして(その1)を見て下さい。

新開 孝

キイレツチトリモチと昆虫 2007/11/20(その1)
 ドドーンと波が砂浜に打ち寄せる音が聞こえ,潮風が吹き込んでくる海岸林の背丈は低い。そのなかに潜り込んでみれば意外と明るい。こういう環境にキイレツチトリモチは見つかるようだ。

 鹿児島県,喜入町で最初に見つかったことからついた和名がキイレツチトリモチ。喜入町も海岸に近い町であり,鹿児島県下の他の産地もみな海辺よりとなっている。

 花穂には密生した雌花の合間にポツポツと雄花が白い花粉塊を見せており,なおかつ蜜を分泌しているのでアリの仲間がやって来る(写真上)。
 あるいはショウジョウバエ類も来ては蜜を舐める(写真下)。こうした昆虫たちが頻繁に訪れることにより花粉媒介ができるようだ。

 それにしてもふしぎな植物だ。このような海岸林という限定された環境下でしか生きてはいけないのだろう。

 キイレツチトリモチは九州の長崎,宮崎,鹿児島各県と沖縄に分布している。

 新開 孝

迷彩色のトゲナナフシ 2007/11/19
 このところトゲナナフシによく遭遇する(写真上,中)。トゲナナフシは秋に成虫が多いが,いづれ成虫は死に絶え,産み落とされた卵で冬越しする。

 彼ら(彼女ら,というべきか。メスだけで単為生殖する)はどちらかといえば夜行性である。夜になってから森や公園などの木が繁った場所へ出掛ければ,けっこう数多く見つけることができる。しかし昼間は偶然に見つかることが多く,いざ探してみようとしても意外と見つからないものだ。

 さて今朝,庭にいたトゲナナフシの体色にはまるで地位類のような緑色がうっすらと混じっていた(写真下)。これは迷彩色になって隠蔽擬態の効果も増すだろうか。
 トゲナナフシに緑色型の記録はなかったと思われる。ないとは思うが,もし緑色のトゲナナフシがいたらびっくり仰天だ。ちょっと期待してみたくなるがやはりいないだろうなあ〜。

(写真上/E-330 8ミリ魚眼)
(写真中,下/E-500  35ミリマクロ+1.4倍テレコン)

 新開 孝

もっと光りを! 2007/11/18
 11月に入ってからうちの雑木林の下刈りを本格的に始めたことはこれまでにも何度も紹介してきた。

 そのおかげである編集者の方にはたいへん御迷惑をお掛けすることになってしまった。ほんとうなら今頃はある本のための原稿書きを少しづつでも進行しているはずだが,林の下刈りだけでもと手を付けたら,それがどうにも止まらなくなったのである。

 おそらくこのまま連日,下刈りに明け暮れればこの冬の間にわが雑木林のササ薮の駆逐はほぼ完了するものと推測できる。雑木林の再生整備はこれも仕事ではあるけれど,かといって現状の差し迫った仕事のもろもろをほっぽり出してしまっているのも問題ではないかと少しは考え直し,そろそろ原稿書きの準備も平行して始めようと反省している。林の整備については具体的な目処がたてば,それだけでもずいぶんと前進したと思えばいいだろう。

 さて先日,突然わが家にある方が訪れて講演の依頼を受けた。講演の対象は視覚障害者の方達ということだった。訪れた方も視覚障害者の方だったが,私は写真家という立場上,写真を披露しながらお話しをするというこれまでの形式にこだわってしまった。写真家が写真無しでお話をするという形式を今までやったことがなく,ちょっと躊躇してしまった。それで少し冷たい返事になってしまったかな,とあとで後悔してしまった。
 視覚障害者の方達に写真無くしてもお話する工夫はできたはずだ。

 じつは今度書こうとしている本というのは,写真はおまけ程度であり本の内容は9割がた文章となる予定だ。はじめての試みだがやり方はいろいろあるので腰を据えるのに手間取っている。そういう最中のことで今回の講演依頼にも歯切れの悪い解答をしてしまった。

 雑木林はこれまでササ薮に占拠され,林床は暗闇に閉ざされて来た。
 しかし, そこにようやく陽の光りが注ぐようになってきた。ササが刈られてしまうと,いかにも寂しい疎林の風景になってきたが,いずれこの林床にはコナラ,クヌギの幼木をはじめ,さまざまな草本植物が四季折々姿を見せてくれることだろうことを願っている。

 私の仕事場である雑木林をどういうふうに整備していくか,それを考えながら体を動かし,そして仕事の上での表現をいかに工夫するべきか考えるとき,「もっと光りを!」と求めているのは雑木林だけでなく,自分の頭の中でもそう叫んでいることをひしひしと感じる。

(E-330  7-14ミリズーム)

新開 孝

ホコリタケ 2007/11/17(その2)
 最初はトチノキの実と間違えそうになったが,よく見ればホコリタケだった(写真上)。茶色になった老菌だ。

 

 こんなホコリタケを見ると遊んでみたくなる。


 「プヒョ!」(写真中)

 画面に登場の左手と,シャッターボタンを押す右手とのタイミングを合わせるのも意外と難しい。何度も「プヒョ!!」を繰り返していたらホコリタケはふにゃふにゃになってしまった(写真下)。




(写真/E-330 8ミリ魚眼)新開 孝

アゲハチョウ科,3種 2007/11/17
 朝一番でうちの雑木林の手入れをした。フィールドに出掛ける前の1時間ほどだ。刈ったササを処分作業場まで運び上げておいた。

 さて刈ったメダケを拾い集めているうちに,カラスアゲハの蛹がついていることに気付いた(写真上)。雑木林には大きなカラスザンショウの木があるから,そこで育った幼虫がメダケに移動して蛹になったようだ。蛹のついていた場所はメダケの高い位置であり,こうして刈ってみて初めて遭遇できたわけだ。

 一仕事してから鹿児島県の財部町(たからべまち)の渓谷に行ってみた。以前にも紹介したことがある『悠久の森』だ。ここは緩やかな川の流れに沿って遊歩道が整備されている。しばらく歩くうちにキハダの幼木が目に止まり,そこにミヤマカラスアゲハの終令幼虫がデ〜ンと構えていた(写真中)。蛹化も間近だろうと思えるほど成熟している。

 さてうちに戻って再び雑木林の手入れ作業に取り掛かった。ササ刈り作業は果てしなく続くわけだ。
 ふとキンカンの根際を見れば,そこにナガサキアゲハの前蛹が着いていた(写真下)。うちの庭ではただ一本しかないキンカンだが,この木にはモンキアゲハとナガサキアゲハがよく産卵していく。
新開 孝

コササコクゾウムシ 2007/11/15
 体長は3〜4ミリほど。この小さなコクゾウムシの一種はメダケの枯れ茎を処分しているときに,棹の中からパラパラと数匹同時に出て来た。
 和名は漢字表記すると「小笹穀象虫」。枯れたササなどを食害するそうだ。

 枯れたメダケやホテイチクの解体処分を日々行なっているが,一昨日はニホンホホビロコメツキモドキがメス13匹,オス8匹。そして今日はメス21匹,オス16匹が出てきた。枯れササの中から見つかる数種の昆虫のなかで,もっとも個体数が多いのがニホンホホビロコメツキモドキである。
 荒れた雑木林にはまだまだ膨大な量の枯れササがある。そこに潜むニホンホホビロコメツキモドキの生息数はかなりの数になるだろうことは疑いない。

 それにくらべるとコササコクゾウムシなどはかなり数が少ないようだ。

(EOS-5D 65ミリマクロ)新開 孝

ヤママユのメス 2007/11/14(その3)
 午前中,隣町の山之口町のある渓谷に入ってみた。

 ここは照葉樹林が濃く残された場所としてずっと通っているフィールドである。その環境の様子から冬虫夏草のヤンマタケも期待できるためかなりの時間を費やして探してもいる。ミルンヤンマの姿も多いがまだヤンマタケは見つかっていない。

 今朝は薄暗い林道でヤママユのメスを見つけた。もうかなり弱っていて翅をわずかに動かすだけだが,お腹はすでに萎んでいるから,いくらかは産卵を済ませているのだろうと見受ける。

 この時期はウスタビガのシーズンであり,とっくにヤママユのピークは終わっているはずだ。こうして11月のなかばにヤママユを見るのは初めてのことでもあり少し驚いた。

(写真/E330  8ミリ魚眼)

 
新開 孝
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