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ツワブキと蝶,ふたたび 2007/11/14(その2)
 今日の正午頃,庭のツワブキの花にモンシロチョウとキチョウが続けてやって来た。

 昨日は吸蜜することなく去ってしまったが,今日はいづれも吸蜜していった。
 
 それにしてもキチョウの翅を逆光で透かして見ると,翅脈が緑色に見えて新鮮だった。これは光りの当たり具合でそう見えるのだろうか?それとも個体差だろうか?

(E-330  50ミリマクロ)



 新開 孝

ツマグロヒョウモンの威嚇行動 2007/11/14(その1)
 今朝は霧が低く立ちこめてはいたが気温はさほど低くはなかった(写真上)。
うちは田上地区という自治会なのだが,霧のなかにかすかに見える集落の中心からはポツンと一軒だけ離れた丘の上にある。まだ田上地区がどこからどこまでなのかをはっきりとは認識できていないが,子どもの同級生やお友達の御自宅が少しづつわかってきて,自治会の境界線というものもおぼろげに描くことができるようにはなってきた。
 
 さて霧がたちこめているうちにと,いつものチョウのねぐらの場所に行ってみた。タテハモドキやキタテハはいつも通りいたが,今朝はツマグロヒョウモンの姿もあった(写真中)。

 そっと指先を近寄せると,ツマグロヒョウモンはすぐさま反応してサッと前翅をずらした(写真下)。

 午前7時を過ぎているが,夜露をびっしり纏ったツマグロヒョウモンはまだ飛び立てない様子だ。しかしこのように私の指の動きには敏感に反応するところを見るとすでに目覚めてはいたのだろう。

 前翅をずらすと派手な桃色の紋様が見える。じつはツマグロヒョウモンのメスはさらにもう一匹見つかり,同じ行動を確認できた。これは威嚇行動ではないだろうかと私は感じたのだが,しかし前翅に桃色紋様のない雄が果たして同じ行動をするのだろうか?というあらたな疑問が生じた。

 ツマグロヒョウモンのオスのねぐらをどうしても見つけねば。

(写真/E-500 35ミリマクロ+1.4倍テレコン)
 
 新開 孝

ツワブキと蝶 2007/11/13
 昨日紹介したツワブキの花には様々な昆虫が来ていた。

 ハナアブやツヤハナバチの仲間などは動きもせわしくほとんどじっとしていない。しかしツマグロヒョウモンやベニシジミは一つの花でゆっくりと吸蜜しており撮影も簡単にできる。他にはモンシロチョウ,スジグロシロチョウ,キチョウなどが飛来したが,この3種のなかで蜜を吸っていったのはスジグロシロチョウだけだった。

 昆虫がツワブキの花に来ていたのは正午前後だけであとはパタリと姿が途絶えてしまった。

(E-330  50ミリマクロ)新開 孝

ラブ&ピース 2007/11/12(その2)
 うちのトイレの窓からは畑が見下ろせる。眺めが良いということは外からも中が丸見えになるということだ。もっとも庭に入ればの話だが,風呂場も同じ事情となっている。まるで露天風呂みたいなものだ。

 畑には先月なかばまでモロコシが植わっていたがそれも収穫され,農家の方がときおりやってきてはトラクターで耕している姿を見ていた。畑は牛の牧草用でありこんどはいつ頃種を蒔くのだろうか?年に何回くらい牧草を収穫できるのだろうか?などと気に留めながらなんとなく外の風景を見てきた。

 またこうして土だけになるとタヌキやノウサギの足跡なども多くなって,それを眺めては想像に耽る楽しみもある。

 さて先日のこと,写真のごとく二つ並んだハートマークができていた。

 まさか意図的にとは思えないが,わが家から一番良く見える場所にあり,他の誰もこの絵図を眺めることはないだろう。

 まあなんであれ,トラクターを使ったこのようなシャレた技があるとは,
これまで知らなかった。

 
(写真/E-330  50-200ミリズーム)新開 孝

ツワブキとセグロアシナガバチ 2007/11/12(その1)
 先日,セグロアシナガバチの新女王たちの集団を紹介したばかりだが,今日の夕方巣を見に行ってみると,もぬけの殻となっていた(写真上)。

 新女王たちが巣を去ったのはもしや昨日あたりだったのかもしれない。冷たい北風が一日中吹き荒れたから,そのせいでもっと寒さを凌げる場所へと離散したと考えることができる。

 日々寒さを感じるようになったこの頃,庭のツワブキが花を咲かせ始めた(写真下)。草木が冬支度に入るなか明るい花を咲かせるツワブキはなんとも有り難い存在に思える。
 九州の海岸には,葉っぱが大きく花茎も1メートル近くになるオオツワブキという品種があるそうだ。海岸の崖に群生するオオツワブキなるものを一度は見に行ってみたくなった。

(E-330  マクロ50ミリ)新開 孝

雑木林の再生作業つづく 2007/11/11
 今日も朝から雑木林のササ刈り作業を行なった。
 先日刈って積んであったササの枝を落とし,竿置場に移動。その作業を終えて作業場を空けておいてから,再び雑木林のなかから刈った大量のササを運び上げた。

 つまりある程度の量のササを刈ると,一旦それを庭の作業場へと運び上げ,そこで枝落としやその枝の焼却をおこなう。刈るだけなら作業効率はかなり上がるが,置き場所に限界があるから適度に刈ったササを解体処分する作業をはさむ必要がある。

 朝から冷たい北風が強く吹き,力仕事をするにはちょうど良かった。普段なら今の時期でも汗だくになる作業量だ。

 さてジャングルのごとく密生したササを刈っていると,かなりの割合で立ち枯れた株が混じっている。全体の1割かあるいはそれ以上かもしれない。立ち枯れはその腐朽程度にもよるがグイッとねじれば根元からポキンと簡単に折れる。あるいはすでにでんぐり返っている株も多いが,この横倒しになった枯れ株が複雑に絡み合い,ササ刈り作業にとってはたいへん厄介だ。だからこの立ち枯れササを前もって間引いておく方が良いようだ。

 しかし刈っても刈ってもまさに無尽蔵に生えてる様な気がするササの圧倒的な量を前にして,今の作業をコツコツとこの先続けることには限界が見えている。どこかで一気に処分する方策もとる必要があるだろう。
 そのためには2トントラックをレンタルして清掃工場や廃棄処分場など公的施設に持ち込むしかない。

 ササを原料にする炭窯でも作ればいいかもしれないが,それを始めたらもういきなり老後の境地だ。炭焼きは今の写真家稼業を引退した後の老後の楽しみにとは思っているが,まだ少し早い。炭焼きして酒代だけでも稼げるかな,と思ったりする。

 新開 孝

ねぐらの2匹(タテハモドキ) 2007/11/10
 先月からキタテハやタテハモドキのねぐらを何回も紹介してきた。

 狭い範囲の草むらに毎日のようにねぐらを定めるわけだから,そのねぐらポイントにも自ずとお気に入りねぐらがいくつか絞られてくる。
 そうなってくるといづれは一箇所のねぐらに複数個体が鉢合わせすることも稀だろうけどあるだろうと予測できた。そしてその予測通り,今朝は2匹のタテハモドキが寄り添うようにしてねぐらに止まっているのを見つけた(写真上)。

 タテハモドキには集合してねぐらに入るという習性はもともと無いものと思う。したがってこの2匹は偶然にも同じねぐらについたのだろう。このポイントはキタテハもよくねぐらとして使っており,葉っぱの広さも2匹が並ぶだけの余裕があった。したがって今後,キタテハとタテハモドキが一緒のねぐらにつくという可能性もあり得るわけだ。

 さすがに11月,霜月だ。朝晩は冷える。畑には低い霧がたちこめる日も多い(写真中)。
 今朝は4匹のタテハモドキのねぐらの姿を見たがどの個体の翅もびっしり霜に覆われていた(写真下)。

(写真上,中/EOSキッスデジタルN  15ミリ水平魚眼)
(写真下/EOSキッスデジタルN   シグマ50ミリマクロ)

新開 孝

サツマゴキブリ 2007/11/09
 昨日,日南市の海岸林で見つけたサツマゴキブリ2匹を持ち帰ってみた。林の落ち葉の下に隠れていた。
 衝動的に捕らえてみるとどうもこのゴキブリを飼ってみたくなったのだ。3センチ程度の大きさやツルリンとしたボディ,なんともいい感じだ。

 私が初めてサツマゴキブリに出会ったのは八丈島の空港ロビーを出たところの路上であったのも懐かしい。ぺしゃんこになった死骸だったが,初めて見たサツマゴキブリにとても感激した。

 背面からは頭は隠れていて見えない(写真上)。お腹側から覗くと,まるで三度笠を被ったような顔が見える(写真中)。
 本種は翅がとても小さく(矢印先の4枚)それは翅という機能はもたなくてウロコとでも言えるような見た目はお飾りでしかない。

 鈴木知之さんの著書『ゴキブリだもん』(幻冬舎)によれば,本種の分布に北海道も含まれている。本州では静岡県以南の暖冬な地域に限れており本来は南方系種だろうと思われるが,飛び地のように北海道にも生息しているのは不思議な気がする。

(写真/E-500  35ミリマクロ+1.4倍テレコン)

新開 孝

ハラビロカマキリのメス 2007/11/08
 今日も日南市の海岸林に行ってみた。先月から注目しているのは寄生植物のキイレツチトリモチだ。キイレツチトリモチは海岸林のトベラに寄生するが,先月末の段階で塊茎(かいけい)が見つかったものの、花茎がまだほんのわずかしか伸長していない。
 今日は日射しが強くじっとしていても暑い。林のなかではヤブ蚊にいっぱい刺されてしまった。

 あまりにも伸長が遅いので,他の株を探してみたが,いっこうに見つからなかった。海岸林は数キロに渡って細長く続いているが、トベラ林はたいへん歩きづらい。とりあえず今見つかっている塊茎の成長を待つしかないようだ。

 林から這い出て林縁を見ていると、ハラビロカマキリのメスと目が合った。
このメスはちょっかいを出すとすぐに威嚇ポーズをとってくれた。

(写真/E-330  8ミリ魚眼+1.4倍テレコン)

※写真はクリックすると拡大できます。

新開 孝

セグロアシナガバチの新女王たち 2007/11/07
 庭木のアラカシの梢にセグロアシナガバチの新女王たちが潜んでいることは前にも紹介した。ところが道を一本隔てたウメ林でも、同種の巣と新女王の群れを発見できた。うちの駐車場から見て真正面の位置だ。
 新女王たちは頭隠して尻隠さずだが,ちゃんと見張りは巣上にいつも構えている。

 じつは発見したのは落ち柿に来ているクロコノマチョウを撮影しているときで、もう2週間以上も前のことだった。
 今年は春からアシナガバチの撮影に取り組んでいたので、この巣に気付くことができなかったことが、とても悔しい。
 よく見ると、写真のセグロアシナガバチの巣はかなり小さい。おそらくは創設巣が作られた時期が遅かったのではないかと思われるが、その理由は天敵の脅威にさらされた挙げ句のことではないだろうか?


(写真/EOS-5D  100ミリマクロ)
新開 孝

タイワントビナナフシ 2007/11/06(その2)
 昨日、玄関外で長靴を履こうとしたらタイワントビナナフシがポロリと足下に落ちた。どうやら玄関に置いていたアボガドの鉢植えに止まっていたらしい。
初めて見る虫だが一目でタイワントビナナフシとわかったのは、落ちるときに大きな翅が一瞬広がるのが見えたから。

 今日は庭のヤシャブシの木にとめて撮影してみた(写真上)。

 タイワントビナナフシは前脚をまっすぐに揃えて伸ばし、枝になりすまそうとしているかのようなポーズのままじっとしている。その触角は前脚よりもわずかに長い。

 本種には小さな前翅(写真中/矢印先)が2枚あり、その下には普段は畳まれている扇状の薄い後ろ翅がある(写真下)。うしろ翅は滅多に広げないので、写真のように指先で広げてみた。
 図鑑によれば木から木へと飛び移ると記載がある。翅をはばたくことはできないようだから、ムササビのように滑空するのかもしれない。

 タイワントビナナフシは山口県から九州以南に分布し、マメ科植物やワタ、ナシなどを食べるとされているが、広い範囲の植物の葉を食べているようだ。これまでのところオスは確認されていないそうだ。

(EOS-5D  100ミリマクロ)新開 孝

ニホンホホビロコメツキモドキの脚 2007/11/06(その1)
 雑木林の下刈り作業のおかげで、ニホンホホビロコメツキモドキの生活史についても少しづつわかってきた。

 本種は6月ころにメダケに産卵するとその幼虫は秋までに成虫となり、そのままおそらく冬を越すものがいることが確認できた。
 というのも、成虫が多数見つかったメダケ枯れ材の一部は、私が5月の末ころに刈ったもので、その時点では青青とした生材?だったからで、産卵は6月以降であることは疑いない。しかし、同時に秋になってもまだ若い幼虫から終令幼虫も見つかり、それらは次の年に成虫となるのかもしれない。このへんはこれから確認したいところだ。
 また、メダケよりはるかに少ないホテイチクからも幼虫や産卵痕が見つかっている。

 本種のメスは前脚のふ節が大きく広がっており、そうでないオスとの見分け方は簡単。メスがガラス面に貼付いたところを撮影してみた(写真)。脚先がまるで吸盤のような働きをすることがわかる。
 メスは滑り易いメダケの表面をかじって産卵するため、前脚をしっかり踏ん張る必要があるため、オスよりか大きくて広い前脚をしているのだろうか。

 しかしながら、オスにはないメスの顔の歪みの特徴については、なんとも納得のいく説明が見つからないが、メスの頬が膨らんでいるのはアゴの筋肉がオスよりか発達しているせいだろうとも考えられる。

 (EOS-5D  65ミリマクロ)
新開 孝

タケノホソクロバの繭 2007/11/04
 今日は先日から下刈りして山積みとなっていたササの処理作業を行なった。これを行なってからでないと刈ったササの置場に困るし、あまり溜めてしまうと枝落としの作業の負担が大きくなる。
 裁断機でもあれば効率良くできるのだろうが、全て手作業なのでたいへん時間が掛かる。一時間もこれを続けていると、自分はいったい何をしているのだろうか?と思いたくなることもある。
 私のこの作業の様子を他人が見れば、暇を持て余した愚か者よ、と思われても仕方が無いだろうし、この労苦の果てがどれくらいの収入に結びつくかと問われれば、これまた寂しい数字しか見えないのも事実だ。

 事実は事実だが、そういう当たり前のことを思ったり、考えたりしているだけでは、生きている面白味に欠ける。自分の所業を笑えるくらいの、自分への距離感もあっていいだろう。

 まあ、少なくともササ刈りの一連の作業を続け、体を動かすことは良いことだと感じる。これだって、いろいろと手順や効率化を考え工夫もできる。枯れササを割り砕く際に、どこにどういう角度で蹴りを入れれば良いのか知ってみると、これはちょっとした発見で喜べる。再来年の自著本の構想を練ったりする瞬間も少しはある。

 さて、作業の合間にメダケやホテイチクにどんな虫が関わっているかの目配りは怠らない。
 今日はまだ青いメダケの節に穴が空いていることに気付いた(写真上)。刈り取るまでは生きていた株だ。こういう生きたメダケの茎に潜入する虫とはなんだろうか?と疑問に感じた。

 さっそく穴のあった節を割り開いてみれば、茶色い楕円形の繭が見つかった(写真下)。繭は節の内壁に貼付くようにして3個あった。このタケノホソクロバの繭はこれまでにも何回かメダケの枯れ材の内部からも見つかっていたが、どこからどのようにして入ったのかわからなかった。

 タケノホソクロバは蛾の一種だが、幼虫はササや竹の葉を食べて成長する。幼虫の毛に触れると激しく痛み発疹が出るので、庭の害虫ともなっている。

 しかし、興味深いのは、幼虫がわざわざ固いメダケの節に穴を穿ち、その密室で繭を作ることだ。これはいったいどういうことだろうか?
 穴についた掘り屑をよく見ると、穴はごく最近開けられたことがわかり、タケノホソクロバの繭も新しいことから、幼虫自身が穴を開けたことはほぼ間違いないのではないかと思う。しかも3個の繭があるということは、ある一匹の幼虫が先導して穴を穿ち、他の2匹もちゃっかりその穴を利用したということだろう。3匹が交互に力を合わせての作業とはまず考えられない。

 メダケの節の中なら身の安全を保つには有利なのかもしれない。それだけの労力をした価値はあるということだろうか、穿った穴を閉じる作業までしていれば、もっと完璧だろうが、そこまでするとこんどは成虫が繭から羽化して脱出する際に困るだろうことも予想できる。タケノホソクロバの繭の外壁は柔らかいので、この密室籠りはなんとなく納得できるような気もする。

 タケノホソクロバの幼虫や成虫は都会のなかでもよく見かけごくごく普通種で、これといって面白みに欠け、これまであまり興味を抱けなかったが、この繭場所の秘密を今日初めて知ったことにより、少し興味が湧いてきた。

(E-500  35ミリマクロ+1.4倍テレコン)

新開 孝

メダケとホテイチク 2007/11/03
 今日も雑木林の下刈りを行なった。斜面林のなかでも勾配がもっともキツい場所だったので、伐採材を運び上げるのにかなりの労力を要した。切っては運び上げ、また下って刈り、そして運び上げる、という作業が延々と続いた。

 雑木林に繁茂しているササは「メダケ」であり、このササがもっとも多いのだが、それに混じってタケの「ホテイチク」も生えている。両者の比率はメダケ7に対してホテイチク3、くらいの割合だろうか。この数字はあてにはならないが、メダケが圧倒的に多いのは確かだ。

 メダケは茎を包む皮が長く残り、枝は節から3〜9本出る(写真上)。
 ホテイチクの場合、皮は根元に残る場合もあるが、いづれはがれ、根元近くの節間が短くつまり、布袋の腹のようにふくれている。そして枝は節から2本づつ出る(写真下)。

 ホテイチクの枝は茎の下の方から密に出ているので、枝落としの作業上とても厄介だ。しかもその枝は長くしっかりしている。メダケの枝は高いところに出て、数も少なく枝分かれもあまりないので、ホテイチクに比べると扱い易い。

 さて、下刈りをしながらメダケの枯れ材を見ていくと、ほとんどの材にニホンホホビロコメツキモドキの産卵痕が見つかった。いっぽう、ホテイチクはといえば、まず枯れ材が少ないこともあって、いまのところ産卵痕は見つかっていない。

 大量に刈ったメダケとホテイチクは、一箇所に積み上げ、今度はその枝落としを行なう。枝を落とさないことには、場所をとって仕方が無いし、材中の昆虫観察をするにせよ、あるいは材を有効利用するにせよ、枝落としをしないと使い物にならないからだ。
 この枝落とし作業では、小振りのナタが活躍している。

 下刈り作業の当面の目標は、クヌギ、あるいはコナラの大木のすべての根元に辿り着けるルートを作ることと、斜面林を下って、下の谷戸の道路まで抜ける小道を切り開くことだ。

 下の道路に通じる小道は、三箇所に設けるつもりだが、ともかく斜面林の地形は意外と複雑なので、今後の進捗状況でいづれ見直す必要もありそうだ。新開 孝
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