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キノコの運命 2007/10/01(その1)
 昨日、紹介したカラカサタケの一種は、私が案じた通りになっていた。

 午前7時、公民館の裏に行ってみるとキノコは全部掘り起こされ、でんぐり返っていたのである(写真)。

 キノコは食用として珍重されるがゆえに、人々の関心度もきわめて高い。その反面、毒キノコという悪いイメージを強く抱いている人も多いのだろう、食用としてはっきり認識できない場合には、今回のように容赦なく掘り起こされ捨てられる。知識の無い子供らは、キノコと見れば、毒キノコと騒いですぐに叩き潰すこともよく見かける。
 
 まあ、これはハチと見れば、すぐに刺されると騒ぐのとよく似ている。対象となる生き物への認識に先入観が強い場合は、そうやって被害妄想を抱き、それが憎悪の感情までいきつくのではないだろうか。
 
 (写真/E-330 50ミリマクロ)新開 孝

カラカサタケの一種 2007/09/30
 昨日の夕方、近くの公民館の裏で、カラカサタケの一種を見つけた。

 傘の表面は、まるで蒸しパンのような感触で、おいしそうに見えるが、このカラカサタケの仲間には有毒の種類もある。食べても死ぬことはないが、嘔吐、下痢などの症状が出るそうだ。

 道ばたの草むらに生えているので、そのうち蹴散らされてしまいそうで、それが残念だ。

(写真中/昨日の午後5時半頃撮影)
(写真上、下/今朝の午前7時頃撮影)新開 孝

スズメ脅しか?それとも大鰻か? 2007/09/29(その1)
 稲穂が黄色く色付き、あちこちで稲刈り作業が始まっている。

 そんな稲田の中で、竹竿に自転車のゴムタイアをぶら下げているのを昨日、見つけた。

 この稲田では他にも市販のカラス人形を数本ぶら下げていたが、それらと同じ数、このゴムタイアが混じって並んでいた。

 近頃、宮崎県内では鰻の卸業者が、台湾産の鰻を宮崎県産と偽って市場に出荷して問題になっている。
 まあ、こういう悪質な業者というのは、おそらくいつまでも無くならないのだろうが、ふと、この稲田のゴムタイアが鰻に見えたりして、可笑しくなった。
 鰻登りとはこのことか、と思いつつも、いや、そうではなく、これはおそらくスズメや小鳥たちが嫌う、ヘビを模しているのではないだろうか?そう思った。

 はたして、くねりと竹竿に巻き付いたゴムタイアが、いかに効果あるのかは興味津々だが、これを思いついた農家の方には一度、お話を伺ってみたいものだ。新開 孝

シリアゲコバチの幼虫、卵(その1) 2007/09/29
 昨日、シリアゲコバチの卵ではないかと推測した卵は、まったく別のもので間違いだった。まず訂正しておきたい。

 本日、ハキリバチの葉巻幼虫室(6室あった)をすべて開いてみたのだが、二つの幼虫巣内部から、ヘチマ型をしたシリアゲコバチの卵が見つかったのである(写真上、中)。
ただし二つともふ化済みの卵殻であった。産卵から一週間経っており、卵を撮影するには少し遅過ぎたようだ。

 シリアゲコバチの母バチは、産卵管を竹筒に突き刺し、さらに繭壁を貫いてハキリバチ幼虫の体の上に卵を産んでいたのである(写真下/9/21に撮影)。

 (その2)に続く。
 新開 孝

シリアゲコバチの幼虫、卵(その2) 2007/09/29
 ハキリバチの一種の幼虫室内を全部、開けてみた。重なり合った葉巻を外側から丁寧に剥いていくと、最後に繭外壁に固く巻き付いた葉だけが残る(写真上)。

 中の幼虫を傷つけないように注意深く繭外壁を解剖バサミで切り開くと、すでに成熟しきったハキリバチの幼虫が現れる(写真中)。

 竹筒内には、幼虫室が全部で6個入っていた。つまりシリアゲコバチがたくさん産卵しても、おそらく6匹の幼虫しか育ち得ないのだ。

 で、6個の幼虫室の繭のうち、ただ一個だけで、そのシリアゲコバチ幼虫が見出された(写真下)。シリアゲコバチ幼虫の体長はすでに3ミリはある。ハキリバチ幼虫はまだ生きているが、動きは鈍く体が少し縮んでいるようだ。

 (その1)で書いたように、幼虫室(繭)2個ではシリアゲコバチの卵の殻だけは見つかっている。しかし、肝心のシリアゲコバチ幼虫の姿がいくら探しても見つからないのだ。そして、シリアゲコバチ幼虫が入っていた繭内では、その卵のふ化殻がこれまた見つからない。

 このことから、いろいろと推察できるが、今のところは現状を冷静に観察するに留めておこう。

 今回、シリアゲコバチの卵に関する情報は、岩田久仁雄著『新・昆虫記』を参照することができた。ヘチマ型の卵が、繭内の前蛹の体表面に産卵されるという、その記載文を読んだおかげで、無駄な遠回りをしないで済んだ。

 
 新開 孝

霧の朝(その1) 2007/09/28
 今朝起きると、窓の外は白一色の世界だった。
 久しぶりの濃い霧だ。いつもの柿の木もまるで水墨画のように浮かび上がっていた(写真上)。

 こういう日は、「クモの巣網展覧会」とでも言えるような光景となる。庭木や草間や、家の周辺あちこちにこれほどのクモが住んでいるのか!とあらためて驚く。

 ジョロウグモの巣網は大きくたいへん目立つが、3重構造になっているので、写真になりにくい(写真中)。

 チュウガタシロカネグモ(写真下)は南方系のクモで、本州では千葉県以南に分布しているようだ。このクモは草はらで綺麗な水平円網を張る。

(写真上/E-330  14-54ミリズーム)
(写真中/E-330  50-200ミリズーム)
(写真下/E-330  50ミリマクロ)

 
新開 孝

シリアゲコバチとその宿主 2007/09/28(その2)
 先日(9/21)アップしたシリアゲコバチの産卵からちょうど1週間目となった。
そこで今日は竹筒を割り開いてみた。

 竹筒の中には、ハキリバチの一種が詰め込んだ葉巻がぎっしりと並んでいた(写真上)。
 シリアゲコバチはこのハキリバチの一種の幼虫に寄生産卵していたのだ。

 そこで、産卵の際に出来たであろう葉巻き表面の産卵孔を実体顕微鏡を使って探してみたのだが、それらしき孔は一個だけしか見つからなかった。

 ところが葉巻表面をさらにしつこく見ていると、1ミリにも満たない、0コンマ数ミリの米粒を小さくしたような卵が数個見つかった(写真下)。これがおそらくシリアゲコバチの卵ではないかと推測している。
(この推測は間違っていた。29日の記事を読んでいただきたい)
 そうだとすれば、シリアゲコバチ幼虫はふ化した後に、自力で葉巻内に侵入するしかない。

 岩田久仁雄著『自然観察者の手記』によれば、シリアゲコバチは過剰産卵をする習性があるそうだ。したがってふ化した幼虫たちは、宿主の餌をめぐってまずは共食いをするという。勝ち残った幼虫だけが成長するわけである。

 今後の経過がどうなるか、継続観察してみたい。

(写真上/E-500  35ミリマクロ+1.4倍テレコン)
(写真下/E-500 ズイコーマクロ20ミリ+1.4倍テレコン/OMフォーサーズアダプター、サンパックPF20XD使用/内蔵ストロボは直射光のまま)新開 孝

柿の木 2007/09/27(その3)
 日中の気温は30度を超える日が続くが、朝晩はかなり涼しくなった。

 とはいえ、朝一番の草刈り作業を終えると、下着まで汗びっしょりだ。1時間程度の草刈りを終えて、シャワーを浴びてから今度はスタジオに入る。

 まあ、プロの昆虫写真家という立場だと、好き勝手ばかりできないというのは、他の職業と何ら違わない。定時に会社や仕事場へ出掛ける必要はないが、定時に仕事が終わることはまずない。そして労働時間についても無制限だ。

 「だって、楽しそうじゃん。それっていいね。楽しいんでしょう?」

 そう嫁さんはよく言う。

 たしかにそうなのだが、しかしそう言われると、カチンともくる。
 反対に、「たいへんでしょう?ねえ、生き物相手だと。」と声を掛けられると、

 「いやあ、そうでもないですよ。楽しくないとこんなこと続かないですよ。」と
思わず答えてしまう。

 どちらの感情も正直なところだろう。

 さて、楽しかろうとなんだろうと、今日も犬の散歩に出る。
 チョロは散歩に出るとき、とっても嬉しい表情をする。大はしゃぎをする。待てましたよ!と声に出しそうだ。そのくらい跳ねる。駆け回る。

 近所の柿の木も、葉っぱをほとんど落として、実も色付いてきた。

(写真/E-330 14-54ミリズーム)

新開 孝

ツマグロヒョウモンの交尾 2007/09/27(その2)
 庭の草むらから、ツマグロヒョウモンの交尾カップルが飛び立った。

 メスが羽ばたき、オスはぶら下がったままで飛翔していく。オスメス両者が羽ばたいたのでは、どうにもこうにも飛翔できないだろうから、チョウの交尾カップルでは、雌雄のどちらかが先導権をにぎることになっている。それがメスかオスかは、種類によってだいたい決まっているようだ。

(EOSキッスデジタルN  100ミリマクロ)

 

新開 孝

『虫のくる宿』 2007/09/27
 森上信夫さんから『虫のくる宿』(アリス館)が届いた。

 森上さんは、以前に何度かこの「ある記」にも登場した昆虫カメラマンだ。本職は大学職員だが、これまでにも昆虫本を出版したりしてセミプロともいうベキ立場だろうか。
 
 『虫のくる宿』は、昆虫の世界をサイエンスのみでなくファンタジーとして組んである。そう言う意味では異色の昆虫本だ。
 本書では山のなかの宿の窓辺が舞台となっている。森の中にぽつんとある宿は、何の飾り気も無い、むしろ山小屋に近い寂しい空間。何もないじゃん、とおそらく多くの方はそう思うような無味乾燥な宿。
 ところが夜になると、窓辺には、、、、、、、、、、。

 私が清瀬に住んでいた頃にはお互いに近かったので、森上さんとフィールドをご一緒することも何度かあった。森上さんのカメラ機材へのこだわり方などを伺っていると、几帳面な性格がよくわかる。フィールドノートの日付なども正確に記憶なさっていて、「あれは何年の何月何日でした」と、まるで歩く昆虫カレンダーみたいだなあ、と感心することも多い。

 昆虫写真家も昆虫カメラマンも同じことだが、プロ、アマの違いを超えて昆虫写真の世界はたいへんにぎやかになってきた。デジタルカメラの進歩のおかげでもあるだろうし、栗林慧さん、海野和男さんをはじめとする昆虫写真家の頂点の方々の影響力も大きい。
 セミプロやアマチュアの方々の昆虫写真もどんどん増えてきて、多様化すればほんとうに面白くなってくるだろう。そうなってくると、今や10人にも満たないと言われるプロの昆虫写真家も、いづれ数人となりさらには消滅してしまうのかもしれない。そうなるとしても、それは市場原理で決まる事だとしたら仕方が無い。
 プロがプロたる理由は、もちろんきちんとある。昆虫写真の世界だけに留まる問題ではなく、世間広く通用する「プロ」の資質のことだ。くどくどしい説明は省こう。
 
新開 孝

草刈りと網室 2007/09/26(その2)
 宮崎の新居(住んで半年なので、まだ新居と言ってもいいだろう)では、敷地そのものが小さなフィールドであり、そして昆虫撮影の野外スタジオともなる。

 そういう環境を求めた結果、宮崎のこの土地に移住することになった。何故に宮崎なのかの答えは、本当はそんな具合でじつに簡単なのだ。
 細々とした理由を箇条書きにすれば、例えば焼酎が美味しいから、とかも入るのだが、、、。

 それでも納得できずに喰い下がる方は多い。

 「なんでまた、宮崎と?
  ほかにもええとこ、いっぱいあった、ちに!なんで宮崎とね!?
  不思議でならんと!?」

 まあ、ことあるごとに説明するのだが、私が昆虫という視点で自然環境の素晴らしさを感じたことを伝えようとすると、なんとももどかしいものがある。
 昆虫だけでなく、いろいろな自然の姿を感じて、それぞれを少しは語ってみるのだが、どうもなかなか伝わらないように思う。自然の魅力を言葉で語るのは難しい。あるいは、そういう能力に欠けているのだろう。

 私の回りには農業を営む方が多い。自然の四季のうつろいに無感覚であるはずがない。だから少しでもお話をしていると、逆に教えてもらうことがほんとうに多い。

 さて、前置きが長くなった。

 今日は初めて、草刈り機で「ワイヤー替え刃」を使ってみた。
 ワイヤーはナイロン製で、15センチの長さのものが2本突き出ている(写真上)。いろいろと商品はあるが、できるだけシンプルで安価なものを選んだ。まあ、ともかくは使ってみなければ。

 ワイヤー替え刃の利点は、石やブロックなどの際まで刈れるということと、地面すれすれまできめ細かい刈り込みができる。
 ただし、背の高い草は苦手で、ワイヤーに巻き付いてしまう。切断力は比較的弱いワイヤー替え刃は、通常の鋼鉄丸刃で刈った後の仕上げに使うと効果的だ。あるいは狭い場所などを刈るときに力を発揮する。

 ワイヤー替え刃で刈るときには、飛散する小石などには注意が必要だ。どこでも刈れるからと、ガンガンやっているとワイヤーではじかれた小石があちこちに飛ぶ。さすがに今日は防護メガネをして、つなぎ服を着込んで草刈りを行なった。

 このようにして草刈り作業は月に2〜3回は行なう。それも場所によって刈り込み方には神経を使う。ある場所などは、カヤネズミの営巣ができるようにススキの背丈をそのままに残したりと。

 また、今日は網室を作り、さっそくそこで撮影も行なった(写真下)。

 今回の網室は可動できるタイプで小さい。パイプは19ミリ径。野鳥撮影のブラインドよりかは少し大きめだが、この網室では体長がせいぜい2センチくらいまでの昆虫を撮影するときに使う。

 網室については、いづれ固定式の大きなものも設える予定だが、いずれにせよその素材には、農業用のパイプ式骨組みが安くて手軽に組めるので便利だ。

 
新開 孝

ナカジロシタバ幼虫 2007/09/26(その1)
 ここのところ、わが家の家壁には無数のナカジロシタバ幼虫が徘徊している。

 彼らの歩き方は、シャクトリムシがスピードアップしたようなせわしい動きであり、その体のうねり具合は、多くの人の目には気色悪く映る事だろう。
 この幼虫を庭で初めてアップで見た時は、けっこう綺麗な模様だなあ、と思えたが、あちこちにやたらと徘徊しているようでは、なんとも有難みに欠けてしまう。
 それでついつい、この幼虫をきちんと撮影する機会を逃してきた。

 このナカジロシタバ幼虫が何故ゆえに大量発生しているかは、しばらくして思い当たった。じつは本種はサツマイモの大害虫なのである。

 うちのすぐ北側の畑はサツマイモ畑であり、以前から葉っぱが穴ぼこだらけになっていた。こんなに虫喰いだらけでいいのだろうか?と気になってはいたが、どうやらナカジロシタバ幼虫の大発生源となってしまったようだ。
 それで畑から幼虫たちはわが家へも侵入してきたと思われるが、蛹化場所は土の中だから、家壁をどんどん登るのはどうしてだろうか?
 どうも幼虫たちの気ぜわしい動きを見ていると、何か異常事態が生じたのではないかと勘ぐりたくなるのである。上へ上へと何かに憑かれたように徘徊しているのだ。それで行き着くところを失って、今度はボトリ、ボトリと地面に落ちてくる。

 落ちて力尽きたものはアリの餌食になっていたりする。うちの犬は一度口に入れたがすぐに吐き出してしまった。セスジスズメ幼虫ならクチャクチャとおいしそうに食べていたが、ナカジロシタバ幼虫はどうやら不味いらしい。
 蛾の幼虫も種類によっては、味の善し悪しがあるのだろう。人にとって美味しい種類などもあるかもしれない。勇気ある方は試してみては、、、、、。

 今日は日没直前、シロヘリクチブトカメムシに吸血されているナカジロシタバ幼虫が見つかった。幼虫は体液を吸われて萎んだ風船のようだ。その反対にシロヘリクチブトカメムシのお腹はパンパンに膨らんでいた。

(写真/E-500  50ミリマクロ)

新開 孝

アゲハのねぐら 2007/09/25
 午前8時ころ。近くの林の縁で目覚めたばかりのアゲハを見つけた(写真上)。

 道路からほんの少し奥まった林の窪みは、三方を草木の茂みに囲まれている。アゲハのねぐらは、そのような条件の場所が選ばれる。
 30年以上前にさかのぼるが、松山の実家の傍でアゲハのねぐらを初めて見つけたことがある。

 そのねぐらの場所には、7〜9匹程度のアゲハが集まっていた。午後6時ころだったと記憶している。アゲハはそれぞれが距離をおいて木の枝や蔓などにぶらさがるように止まっていた。初めて見るそのねぐらの光景にはずいぶんと興奮したのを覚えている。

 さて、今朝のアゲハは一匹だったが、私が近づいたことで急に翅を広げた(写真上)。
 「オッと!旦那はん。
  この恐ーイ眼玉模様を、とくと拝みな!!ってんだよ。
  それ以上近づいたら、ショウチしないよ!!」

 おお!?アゲハの翅にも眼状模様があったんだ。

(写真上/E-330 7-14ミリズーム)
(写真下/E-500  14-54ミリズーム)

新開 孝

庭のチョウ 2007/09/24
 うちの林の縁にはわずかだが、ヒガンバナが咲いた(写真上)。
 もう花盛りのピークは過ぎた。今日あたりがチョウを撮影するにしても最後のチャンスかもしれないと思って、少しだけ撮影してみた。

 訪花するチョウはアゲハ、クロアゲハ、カラスアゲハ、そしてモンキアゲハ(写真中)だ。数が多いのはアゲハ。カラスアゲハは綺麗なメスだったが、神経質で私の姿を見ただけでプイッと飛び去ってしまった。そういえばナガサキアゲハのメスも近くまで来ていたが、私の姿が気になったのだろうか、花には寄って来なかった。その反面、写真のモンキアゲハのメスは、私を警戒することなくのんびりと吸蜜に耽っていた。
 
 ともかく、ヒガンバナはアゲハの仲間に人気がある。

 コスモスには相変わらず、ツマグロヒョウモンが来ている(写真下)。
 ツマグロヒョウモンは庭のなかで年中、フワリフワリと舞っている。家壁には蛹があちこちにぶら下がっている。足下にはゴロリと幼虫が横たわっている。

 それにしてもコスモスをはじめ、花壇の花はどれもうまく育たなかった。種まきが遅れたことと、やはり土造りがきちんと出来ていなかったせいではないかと思う。
 来春はしっかり土を準備し、花壇の花をいっぱい咲かせたい。そこで仕事がうまく捗るなら、それが良い。


 ※本日の記事は遡って見て下さい。

(写真上、下/E-500 8ミリ魚眼)
(写真中/E-500  50-200ミリズーム)
新開 孝
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