| 昨日、紹介したカラカサタケの一種は、私が案じた通りになっていた。
午前7時、公民館の裏に行ってみるとキノコは全部掘り起こされ、でんぐり返っていたのである(写真)。
キノコは食用として珍重されるがゆえに、人々の関心度もきわめて高い。その反面、毒キノコという悪いイメージを強く抱いている人も多いのだろう、食用としてはっきり認識できない場合には、今回のように容赦なく掘り起こされ捨てられる。知識の無い子供らは、キノコと見れば、毒キノコと騒いですぐに叩き潰すこともよく見かける。 まあ、これはハチと見れば、すぐに刺されると騒ぐのとよく似ている。対象となる生き物への認識に先入観が強い場合は、そうやって被害妄想を抱き、それが憎悪の感情までいきつくのではないだろうか。 (写真/E-330 50ミリマクロ) | |