| 大川原渓谷では、岩の絶壁にしがみつくようにしていたカジカガエルもいた(写真上)。なるほど回りの環境にうまく溶け込んでいる。
カジカガエルはけっこう大柄なカエルだ。私の手のひらに乗せれば、なんとかギリギリ納まるくらいの大きさがある。
で、このカジカガエルをじっくりと眺めてみれば、後ろ脚や前脚などの模様が、どことなくマムシの体模様に似ているのであった(写真中)。
カジカガエルが、その手足をマムシに似せる理由はなんだろう?
もしかしたら、それは蛇を恐れる鳥に対してのメッセージではないだろうか?
では、カジカガエルの天敵は何だろうか?
絶壁からダイビングして岩場に着地したカジカガエルは、カメラを構える私を嫌って、もう一度大きく青黒い淵へとダイビングして姿を消した。
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