| 午前6時、やけにエンジン音がうるさいな、と思った。 こんな朝早くからパラグライダーが飛んでいるのか!?と少し腹立たしく感じながら犬の散歩に出てみれば、無人ヘリが田んぼの上空を舞っていた(写真上、中)。
都城市の南に位置する山間にはハンググライダーの発着場があって、ときおりパラグライダーが舞うこともある。今朝は勘違いしてしまったが、そのエンジン音はほとんどそっくりだ。
田んぼのあちこちには、「無人ヘリ防除散布」という札が立ててあって(写真下)、そのエリアの田んぼをピンポイントで農薬散布する。散布が終了すれば立て札を次々と回収していく。
この無人ヘリを使った農薬散布には、ヘリを無線操作するオペレーター1名と、離れた場所で監視する2名、そして農協の関係者が1名、同行していた。 無人ヘリは、軽トラックの荷台に納まる程度の大きさだ。ミニバイクよりか小さい。
これって、けっこう人件費も掛かるんじゃないの、と余計な心配もしてしまう。無人ヘリを操作するオペレーターという職業も、かなり特殊だなあ、と思った。 | |