| 夏休みに入ってからお客さんが多い。 昨日からは千葉の友人、その前日までは神奈川の親戚、そして今月末ころには東京の知り合いの方々と、うちは田舎であるからいろんな方が遊びに来てくれる。
先月中に終わらせる予定であったヤママユの羽化シーン撮影が、羽化のピークがぱたりと止んでしまい、次に撮影のチャンスがいつ来るのか定かでない。そのためこの撮影を終えるまでは外泊などはできず、そして連日、夕刻から午後9時ころまでは繭の監視を怠ることもできない。これは日を追うごとにキツく感じる。
それでこれまでサボっていたカブトムシの撮影を始めてみた。仕事の進め方には自然相手だとそれなりにスケジュールを小刻に変えて対応する必要がある。 気分にムラができてしまう場合、そのムラを目先の変更、多様化という前向きな方向にもっていけばいい。気分にムラが多いことは、あまり良い事ではないように捉えられるが、それを逆手にとればいい。
さて前にも書いたが、うちの林で昼間に活動しているカブトムシは小柄な個体が多い。しかし、夜になると、大きくて立派な個体が樹液に集まってくる。その理由はよくわからないが、カラスが大きな個体をよく食べてしまうせいだろうか?早朝には大きなカブトムシの残骸をよく見かける。ノコギリクワガタも同じようにでかい個体が腹部だけ喰われてころがっている。 今は野外スタジオで仕事ができるので、撮影の効率もかなり上がる。手始めに夕焼けをバックにシルエットの写真をと思ったが、今日は条件が悪かった。
(EOS-5D EF100ミリマクロ)
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