| キボシアシナガバチの猛暑対策 2007/07/27 | | 南九州、三股町のここ数日はほんとうに暑い!!その暑い最中、本日の午前中は子供の競泳大会があった。宮崎県内では最高気温37度を記録したほど。
競泳大会の途中、役場に出向いて飼い犬の登録手続きを済ませ、さてメインイベントのリレー競技を観覧したあと(私は6年生の卒業アルバム写真担当カメラマンだし)、うちに戻ってみれば、キボシアシナガバチの巣では相変わらず育児の作業が営まれている。
さて、これほどに暑いとキボシアシナガバチの巣では、娘や女王らが翅の旋風冷却をしたところで、いかほどの冷却効果があるのだろうか?と疑いたくなる。
ところが午後5時過ぎころ、子供が犬の散歩に出たあと、アシナガバチの巣を覗いてみると、水滴がたくさん付着していることに気付いた(写真)。
ときおり娘バチが、口に水滴をくわえて帰巣する様子を観察できていたのだが、なるほどその水滴は巣の表面にまぶして、巣内の温度上昇を抑えることに使っていたことがわかる。それは翅旋風の空冷方式から、いよいよ酷暑となってから、水冷方式へと切り替えたというわけだ。
(EOSキッスデジタルN 100ミリマクロ)![新開 孝](sighn_ss.gif) | |