| ヒラタミミズクの羽化、その2 2008/10/11(その2) | | ヒラタミミズクの羽化は午前6時から7時までに完了した。
羽化後はかなりの長時間、脱け殻に寄り添うようにして、体がしっかりするまで休んでいる(写真上)。
脱け殻は厚みを失って、ペラペラの真っ平らになる(写真中)。
今回羽化した個体もメス。体が大きいのと腹側を見れば、産卵管があるのでメスと判別できる(写真下)。
こうして、メスの羽化を2例、そして南郷町、大島ではすでに成虫2匹を見ていることからも、野外における本種の羽化時期というのが、秋に入って今頃と言えるだろうか。そうだとすれば、今後これからヒラタミミズクの幼虫を見つけるのはしだいに難しくなってくるとも考えられる。 | |