| 今日は群馬県、「ぐんま昆虫の森」で、昆虫観察会が催された。 昆虫友の会の主催で、私は観察会の講師を務めさせていただいた。
小雨がときおり降るような空模様だったが、それでも観察会はそれなりに楽しくできたと思う。さすがに活動する昆虫は少なかったが、そのぶん落ち着いて、ゆっくりと虫探しもできた。 昨年の6月にも紹介したと思うが、今回もヤナギでナカグロモクメシャチホコの若い幼虫を見つけた。この幼虫は刺激を与えると、お尻の二本の突起を広げて高く持ち上げ、なおかつその突起からムチのようなものを突出させる。このときになんらかの匂い物質が放出されているのだろうか?
観察会を終えてからしばらくすると、晴れ間が出てきた。これなら明日にも期待できそうだ。そこで、今夜も大間々に投宿することにして、明日は昆虫写真家の鈴木知之さん、ライターの仲瀬葉子さんとともに、赤城巡りをすることにした。
(写真/E-500 35ミリマクロ+1.4倍テレコン) | |