| 隣の畑はどうなるのか? 2007/05/25(その1) | | 我が家の敷地に隣接する畑には、「売地」と書かれた小さな看板が立っている。 ときおり車を止めては、しげしげと看板を眺めている人もこれまでに何人か見かけたが、まだ買い手はついていないようだ。
最初、看板を立てに来た地主の方は、私に購入しないかと声を掛けてくれたのだが、前にも書いたように、地目が「畑」である限り、農業を専業あるいは兼業として営んでいない限り、個人が購入することはできない。地主のかたは大阪に出ていて農業の経験はなく、その辺の事情を知らなかったそうだ。
それはともかく、この畑は5月のはじめころに地主から委託された農家の方が、トラクターできれいに耕した。そのときにも「ここで作物を植えてみませんか」と声を掛けてもらったのだが、あまりの広さに尻込みしたのであった。
で、写真上はその耕して数日後の様子で、下の写真は二十日後の今日、撮影したもの。耕してから3週間も経ってみると、このように畑一面に草が芽生えてきた。 畑の外周近くではササがニョキニョキ生え始めており、自然界で裸地というものがいかに成立し難いかを改めて感じる。 もっとも都会のど真ん中でも同じことで、整地された空き地などは、あっというまに草ボウボウとなる。都会と田舎で違うのは、その生える植物の種類くらいだろうか。
(写真/E-330 14−54ミリズーム) | |