| 今日は熊本県の山間部に遠出する予定だったが、早朝になって急遽、室内撮影に変更となった。ビデオのハイビジョン撮影だが、一連のシーンを撮り終えるまで、間に6時間もの待機をはさんでの長丁場となってしまった。 初めての撮影ではないが、生き物の行動には個体差やいろいろな条件が重なり、予想通りにはいかないものだ。
せっかくの晴天にもかかわらず、室内にこもっているのはやはり辛いものがあるが、午後3時にはようやく解放された。時間はもうあまりないので、うちの近所の畦道を一巡りしてみた。
すると足下から次々とトノサマバッタの幼虫たちが跳ねていく。しかし、次の瞬間には姿が見えなくなる(写真上、中:褐色型)。彼らはじっとしていることが、一番安全であることをよく知っているのだろう。とはいえ、私の歩く地響きにはじっとしておられないようだ。 体の大きさはまだ1センチ程度。せいぜい2令か3令といったところだろうか(写真下)。
(写真/E-500 35ミリマクロ+1.4倍テレコン)
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