| 今日は宮崎市内から三股町のうちへの移動のあとは、草刈り作業に追われていた。そこで、昨日、訪れた宮崎県総合博物館のことを少し書いてみよう。
当博物館は、一階が自然、二階が歴史の展示になっており、昨日は一階のみを観てみた。 展示コースはくねくねと迷路のように続くが、いろいろと工夫された展示はけっこう楽しめる。数カ所に照明を落とした映像ブースがある。
写真中は、透明ガラスに並んだチョウの標本で、翅の表裏が見える。
写真下は、クスサンの標本。ある方から事前に聞いていたのだが、たしかにこのクスサンはとても大きい。宮崎産のクスサンがどれも大きいサイズなのかどうか、私も気をつけて見てみたい。 昆虫標本では、直翅類の標本がけっこう綺麗で、充実していた。チョウもやはり多く、ゼフの展示が充実していた。九州のゼフはについて、生物地理的な観点からの展示はかなり掘り下げてあった。
サツマヒメカマキリの標本は無く、ヒメカマキリの標本しかなかった。少し気になる。オオカマキリモドキの標本ラベルには採集日が6月とあった。四国では8月が発生ピークだったが、カマキリモドキ類の発生時期は、けっこう幅があるものだから、発生時期をあまり狭く限定することもない。
『昨日のハナムグリ写真の種名』
昨日、わからなかったハナムグリ2種の種名をここに掲げておき、昨日のアップ記事は訂正しておきたい。 ハッサクミカンの花に来ていたのはホソコハナムグリ。
エノキの葉上にいたのは、ジュウシチホシハナムグリ。本種には黒色型もいる。
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