| 写真のツマキチョウ越冬蛹は、一昨年の春に蛹化したもので、今は2回目の冬を迎えていることになる。
うちのマンションのベランダは西向きで、その先は国有地の草地となっている。その草地は年に二回程度、業者が入って草刈りをするが、春には一面セイヨウカラシナの黄色い花畑となる。 そのセイヨウカラシナでは、毎年ツマキチョウが発生しており、ベランダから手を伸ばすだけで、ツマキチョウの卵や幼虫を摘み採ることができるのであった。
昨年はツマキチョウの羽化シーンを撮影すべく、一昨年に飼育をしたのだが、その飼育で得た蛹の一部が昨年の春には羽化しなかった。 2回目の冬を迎えた蛹たちも、この春には羽化するものと思われるが、この蛹たちの羽化を見ずして、私は宮崎に引っ越しせねばならない。
しかし、やはりこの蛹たちがほんとうに羽化するのかどうかは確認しておきたい気もして、知り合いのカメラマンに譲り渡す予定である。
(写真上/E-500 マクロ50ミリ) (写真下/空堀川、E-500 マクロ50ミリ)
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