| ジュウジナガカメムシと「ふわふわふとん」 2006/10/30(その3) | | ガガイモの実に、ジュウジナガカメムシが群れていた(写真上)。
どの個体も実に口吻を突き立て、その汁を吸っている。ジュウジナガカメムシは、ガガイモの他にもイケマやカモメヅルなどに寄生するカメムシである。
さて、ガガイモの実はやがて熟れてくるとパカンと縦に割れて、中からふんわり、綿毛のついた種子が飛び出してくる(写真中、下)。この種子は風に乗って遠くまで飛んでいくのだが、その様子をしばらく眺めていた。
うちの書棚には「ふわふわふとん」(福音館書店)という絵本があって、この絵本は何度も何度も子供にせがまれては、読み聞かせしてきた。フワフワ布団の材料はガガイモの種子というわけだが、子供たちはその実物を見た事が無い。
そこで今日は、このガガイモの実を持ち帰ってみた。 ゲームに熱中する兄弟が、「ふわふわふとん」に登場するガガイモの実と種子を見てどう反応するか、いささか不安でもあるが、、、、。 | |